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アマノジャクはこう考える

ガザレポートから

 夕方のNHK「ワールドレポート」を観ました。パレスチナ問題とイランについての中東モノの報告がありました。勉強になりました。特にパレスチナ問題にはいろいろ考えさせられました。この問題には「何か絶望的」な雰囲気が漂っているような気がします。例えば「ガザ攻撃の目的が何だったのか」は今になってみればイスラエルの与党が総選挙を意識してタカ派色をアピールするためだったことがはっきりしています。が、総選挙は「さらにタカ派」の野党が勝利することが確実視されています。党首が「われわれは強い軍隊を持っている」と声高に主張していました。ただ、「希望」もありました。「和平が大事」と行動している女性も登場しました。今の状況に危機感を抱きながらも、意見の違う人達と対話を試みている姿には感銘を受けました。決して「一枚岩」ではない、多様な「イスラエル人」の姿は救いと言えます。最後に気になったことを2つ。レポートの中で「若者の政治離れ」が嘆かれていました。ロケット砲撃を浴び、戦争をしかけている状況下にあっても「若者は政治に興味がない」とはどういう事だろうかと考えました。番組中の知識人は「イスラエルにもオバマのような新しい指導者が必要」と言っていました。そういえば新聞紙上で入江昭も「オバマは地球的視点を持っている」と絶賛していました。私はまだ懐疑的ですが、もし「和平」に貢献できるのならそうしてほしいものです。あと、もうひとつは亡くなったエドワード・サイードはこの状況を知ったら何を語ったのだろうかということです。数少ないパレスチナ知識人としてもう少し長生きして欲しかったです。そういえばサイードを尊敬しているジャーナリスト田中伸尚さんの講演が水曜日にあります。その時に何か触れてくれるかなあ!
 そろそろ寝ます。
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by yksayyys | 2009-02-09 01:36 | 社会 | Comments(0)