松尾さんからの資料

 先週、集成館の松尾さんから「万之瀬川の川筋変更」に関する論文を送ってもらったのをこのブログに書いたと思いますが、その御礼のメールに「万世関連の資料がありましたら」と書いたところ、たくさんの論文が送られてきました。どれも、私では集められない貴重なものばかりでした。特に以前鹿大にいた柳原利昭さんのものはとても参考になるものでした。他にも「孔子聖蹟の図」や「まそ」に関する資料など、子ども達が喜びそうなネタのつまったものもありました。「孔子・・・・」など加世田市郷土資料館にひっそりと置かれてありますが、全国で書き写された原本にあたるものなんだそうです。ヘーッて感じです。封書に添えてあった手紙にも興味深いことがたくさん書かれてありました。本当に有り難いことです。あと、以前送った郷土資料集について「いろいろ意見がありますので後日。」とやや厳しいコメントもありました。専門家からみると「注文したくなる」のだろうと思います。もちろん「改訂作業中」であることは伝えてありますので、改訂版にはその意見をいかせていければと考えています。あ、そうそう今回の松尾さんとのやりとりの中で考えたことがあります。今、どこの自治体も財政危機で「郷土誌」編集・発刊の作業や「文化財」行政は停滞気味であることは間違いありません。あと、どこの地域も「郷土史家」と呼ばれる方々の後継者不足が言われています。しかし、新しい「歴史学の成果」はどんどん発表されており、教科書の書き換えは進んでいきます。そこで生じることは「中央と地域の歴史記述の格差」だと考えられます。「地域教材の掘り起こし」を目標にしてきた私たちにとっては大きな危機だと言えます。が、そこを埋める作業をするのは私たち教師だろうと思います。今やっている作業を何とか成功させて、「他の地域における教材作り」の参考になればと考えています。そういう意味でも、松尾さんには感謝、感謝!です。
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by yksayyys | 2009-04-18 16:26 | 社会 | Comments(0)