浜園証言(2)

Q 敗戦の時の状況を教えて下さい。

A 当日、ホッとしたということはない。「特攻隊は全員アメリカかシベリア送りでひどい目にあう」という噂があったのでそういう覚悟をしていたが、数日たつうちにそういうこともないので気持ちが落ち着いた。一晩たったら「ひとめ家族に会いたい」と思うようになり、飛行機で帰りたいと思ったがダメだと言われた。上官や若手の中に敵を迎え撃つから協力しろと言う者がいた。実際そうやって多くの部下を道連れにした高官がいたからね。アメリカの物量作戦を知る私は「馬鹿なまねをして多くの部下を死なせるのはやめてくれ」と直言しましたよ。「筑波山でゲリラをやる」なんて無茶苦茶言ってましたよ。「いいかげんにしろ。」という気持ちだった。

Q 天皇の戦争責任についてどうお考えですか?

A あると思いますね。もう少し何とかしてほしかった。

Q 今、靖国神社の問題が話題になっていますが、戦争で亡くなったものを靖国神社に英霊として祀るということについてどう思いいますか?

A ごまかしですね。

Q 今の指導者たちに何か言いたいことはありませんか?

A 戦争中も一緒ですよ。自分は風の当たらないところにいて「風がくるよ」とあおってばかり。まずは、自分から風の正面に立つようじゃないとダメですよ。
[PR]
by yksayyys | 2009-05-06 18:11 | 社会 | Comments(0)