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アマノジャクはこう考える

啓発分科会

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 2日目は星塚敬愛園で分科会がありました。この日は妻と二人で参加しました。薩摩半島と大隅半島の往復はさすがに疲れましたが、この日も収穫大でした。分科会は「啓発」分科会に出ました。ここのシンポジストで圧倒的な存在感を見せたのが有名なハンセン病医師和泉真蔵さんでした。会場にいる数多くのハンセン病医師が「畏怖」の念を抱いているのがわかりました。この会でわかったことは「ハンセン病はうつりにくい」「ハンセン病は遺伝病ではない」「ハンセン病は完治する」という啓発「三種の神器」と言われる言葉がどれも正確ではないということでした。それがよくわかったのが和泉さんの話でした。インドネシアでハンセン病医学に携わる和泉さんは「インドネシアにいればハンセン病がうつりにくいとも菌が弱いとも思えない」とドキッとするようなことを言いました。そして、こう言いました。「ただ、日本人がハンセン病を発症することは100%考えられない。要するに今の日本人の基礎体力、免疫力があれば絶対に感染しない。」なるほど!数年前に後藤医師が言っていた「うつらないと言っていい」の意味が確認された気がしました。そして「遺伝病ではない」についても「感染しやすい体質はある。そしてその体質については遺伝的要素が影響する。」と説明しました。「病気は遺伝しないが、感染しやすい体質は遺伝する」というこの言葉は和泉さんの師である小笠原登の説でもあります。おそらく、光田健輔に対抗した京都大学医学部ハンセン病研究室の理論なんだろうと思いました。あと、面白かったのは最後の「完治する」の説明でした。「まともな医者がまともな治療をすれば完治するのは間違いない」ということでした。司会者をはじめ会場内の医師たちは爆笑でした。
 報告者のうち二人の方に資料を請求しました。一人は鹿児島県庁のハンセン病担当の方です。ひとりでこの問題にあたっているということでしたが、最新のパンフをお願いしました。来週の家庭教育学級の資料にするためです。あと、福岡県人権同和教育課に啓発DVDを送ってもらうようにお願いしました。了承をもらってすぐにメールを送ったのですが、まだ返事がありません。読んでくれたかなあ!
 
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by yksayyys | 2009-05-14 05:05 | 社会 | Comments(0)