研究授業の傾向

 最近、2つほど研究授業、公開授業を見る機会がありましたが、最近思い続けてきた「授業の傾向」が再度確認されたような気がしました。その傾向は3点あります。1つめは「教育内容は教科書の内容に任せてそれをどう覚えさせるかという方法論の追究が主流であること。」2つめは「小テストが時間をかけて実施され、それが研究授業のひとつの目玉になっていること。」そして3つ目は「生徒の実態は標準学力テストと基礎・基本定着度調査の分析がすべて」ということです。順に批判していきます。まず教育内容。授業の醍醐味は教育内容を考えることだと私は思っています。教科書はあくまで手段であり、目的ではりません。子どもの実態と社会の要請から教師自らが教材と格闘しながら作りあげるところに意味があると考えています。次に小テスト。小テストが暗記に効果があるのはわかりますが、公開授業でわざわざ時間をかけてやらなくてはいけないでしょうか。これには「いつもやるんだったらやるべき」との反論はあると思いますが、10分も15分もかけるよりは、内容に迫ってほしいと思います。次は生徒の実態。今の社会で子ども達がどういう状態に置かれ、その単元・教材はその状況とどう関わっているかが実態であって、「全国平均に何点足りないからこの力が弱い」だけではあまりにお粗末。百歩ゆずってそれを活かすとしても、「なぜ、統計処理が弱いのか」「なぜ地図を読む力が弱いのか」を分析すべきでしょう。以上のような理由で魅力ある指導案、授業が少ない気がします。11月の県大会、全国(九州)大会の授業を経て、自らはきっちりしたものを作りあげたいものです。
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Commented by nick at 2009-10-13 08:03 x
頭でっかちにならないようなご指導を。
とかく「応用が効かない」
以前、某大学病院に入院していた頃
当地で超有名な進学校の中学生と同室で。
つくずく思いましたよ。
昔の大工は曲尺だけで三角関数を算出していた
のを思うと、、、

私のように死にかけてから勉強しても遅いですが。
by yksayyys | 2009-10-11 21:55 | 社会 | Comments(1)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


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