大平光代の慧眼

 昨日、野球観戦の前に車中でNHKラジオを聞いていた。今、話題の鎌田実(諏訪中央病院院長)がホストになっている「命の対話」という番組であった。スイッチを入れた時、「あ、聞いたことのある声だ」と思ったら、夜回り先生の水谷修さんの講演テープだった。体験をもとにした、わかりやすい内容であった。「難しいことは言わないで我が子と川の字になって寝てください。」と親に向かって語りかけていた。その後が、あの「自分をあきらめないで」の弁護士大平光代さんであった。彼女の講演テープの中でこういう一節があった。「世の中がおかしくなっていく時に真っ先におかしくなるのがメディアの人で」こう言った瞬間会場の聴衆から大きな拍手が沸いた。が、大平さんは続けた「と、よく言われますが、私はこう言いたいと思います。メディアの人を応援してください。メディアの中には、これはおかしい、何とかならないかと思っている少数派の人もいます。その人を応援して力を貸してあげましょう。」私は大きくうなずいた。常々思っていることである。教師をしていると、当然「教師批判」を受ける。これは当然受けなければならない。しかし、右も左も「教師批判」という1点で共闘して「やっつけろ」風になってしまう光景を何度も見てきた。批判する人の意見には「私もそう思っている。何とか力を合わせよう。」と思える人がたくさんいる。しかし、結果的になかなかそうはならない。今ある公務員批判は週刊新潮も週刊朝日も一緒である。「手をつなげる人と手をつなごう」そういうメッセージを大平さんは言っていたと思う。彼女が大阪市の助役を辞めたのはとても残念だったが、助役を引き受けたのはそういうものの考え方だったと想像できる。
 なかなかいい番組であった。鎌田さんもいい人そうであった。
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Commented by shin-pukupuku at 2006-03-23 23:20
大平さんの言葉に共感しました。私も全くそう思います。そうですよ。つながれる人とつながりながら,世の中の悪い動きをストップしましょう。社民党と共産党もそのような動きがありましたが,いいことだと思います。でも,政党の本質的な部分を考えるとこの両政党がつながるというのは無理なような気もするなあ。
by yksayyys | 2006-03-22 11:10 | 社会 | Comments(1)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


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