組織と個人

 今、私と縁浅からぬ人が2人「組織との軋轢」で苦しい立場に立たされています。2人とも私から見て「良識在る」人物で、ごく当然の「理にかなった」行動をしているのですが、組織は2人を「空気が読めない」人物として排除しようとしているようです。とにかく、2人にとって「最悪のシナリオ」とならないように祈るだけです。
 私もいろいろな組織に所属しています。職場、労組etc・・・・逃れられないもの、自ら選択したもの、・・・それぞれ特徴はありますが、組織は時々「自己保存のために個人を犠牲にする」ということがあります。「組織を維持するために個人を切り捨てる」ということです。ここで何度か登場した民法学者Uさんとその話で意気投合したことさえあります。組織は、図体が大きいのでその時代の制約を受けながら変化していきます。が、ひとりひとりの人間はそこまで融通無碍にはできていないのでその変化についていけなくて「異議申し立て」をすることがあります。しかし、組織は「組織の維持」を最優先して「申し立て」を却下していきます。それが続くと、その人間を「排除」していきます。企業でも同じで、よく「左遷」「降格」の後の社長就任というニュースを耳にすることがありますが、それは企業体制が一新されて「必要とされた」ためであって、「左遷」「降格」させた体制がその人物を引き上げることはまずもってありません。「硬直した組織は腐る」とよく言われますが、「組織が硬直する」ことを防ぐのは至難の業だと言えます。私も組織にうんざりする事は山ほどあります。が、その中で必死に動いている「ひとりの姿」を見て「彼を裏切れない」という気持ちで組織に留まっているようなものです。「敵対する者を利することは避けたい」という気持ちもあります。どっちにしても、「組織よりは人を見て」いこうと思っています。「組織と個人」これは昔から大きな問題です。ドストエフスキーの「悪霊」もそれがテーマだったと思います。・・・・ただ、最初に紹介した2人を追い込もうとしているのは「組織」というよりははっきりとした「組織悪」です。特にメディアに身を置く私の知人の場合は・・・・負けるなよ!!
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Commented by shin-pukupuku at 2006-03-26 05:59
組織と個人の関係は永遠のテーマだと思います。この問題を考察している人は,自分を見失わないと思います。何も考えない人は,知らないうちに組織にそまってしまっている,組織のなすがままに動いてしまっていると思いますね。
by yksayyys | 2006-03-24 14:21 | 社会 | Comments(1)