ブログトップ

アマノジャクはこう考える

大会初日「安川講演」

f0066076_6274281.jpg 
f0066076_62837.jpg

歴教協全国大会初日は全体会でした。開会行事では久しぶりに「ぞうれっしゃがやってきた」の合唱を見ました。たしか初めて行った東京大会でプクプクさんと見て以来だと思います。子ども達のにこやかでのびやかな歌声が感動的でした。講演は安川寿之輔さんでした。著書どおり「坂の上の雲」の批判をするのかと思っていましたが、内容のほとんどは「福沢諭吉」批判でした。正確に言うならば「丸山真男の福沢諭吉評価」批判ということでしょうか。膨大なレジュメを読み進めていくだけで80分という異例の内容でしたが、非常に論理的でわかりやすいものでした。反応も上々だったと思います。ただ、丸山ファンの私としては複雑でしたね。私が丸山ファンである理由は「福沢論」ではなく敗戦直後の「ファシズム批判」にありますので衝撃というわけではありませんが、初めて知ることが多く少しがっかりしました。生前から丸山は自分のことを「福沢惚れ」と言っていましたから自覚はしていたのでしょうが、それをそのまま引き継いでいたその後の学者たちの責任も大きいのでしょう。安川さんはその「責任ある学者」に私の大学時代の指導教官Iさんの名前もあげていました。そういえば、Iさんから「福沢は偉大な思想家」と聞いた覚えはあります。ただ、ひとつのテーマのみで講演を貫き通したという意味で「すごい講演」だったと思います。閉会後にあった同じ鹿児島のSさんが「いい講演でしたね。」とニコニコしていました。あと、講演レジュメに百円払うという「異例」の講演でもありました。
[PR]
by yksayyys | 2010-08-05 06:28 | 社会 | Comments(0)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・