「ほっ」と。キャンペーン

ブログトップ

アマノジャクはこう考える

分科会でからむ

 分科会は「日本前近代」に出ました。この分科会は高校教師が多くどちらかというと教育内容に重点を置いていますが、今回はあえてそこに参加してみました。永年「近現代」を主たるテーマとしてきた私としては初めての体験でした。報告は「まあまあ」でした。「おおっ」と驚くようなものはなかったと思います。どちらかというと鹿児島県大会の方がレベルが高いのではないかとさえ思いました。それは、今鹿児島県歴教協の中堅どころの皆さんがいずれも「旬」の時期を迎えているということだろうと思います。会の後半、私は世話人で全国的にも有名な新潟のKさんの発言にからみました。発言は「地域史は教科書の記述と一致するものが良い。そうでないと生徒は混乱する。」というものです。私は、「どうして歴教協の世話人がこういうことを言うのか。」と不可思議に思うとともに「これは挑発だな」と思い、あえてその挑発に乗ることにしました。もちろん、まっこうから反論しました。「教科書の記述はどうしても中央からみた視点である。現在の教科書がいくらか変わってきているとすれば、それは地域史や社会史の充実で揺り動かされてきたからである。私たちの役目は地域から多様な歴史を追求しながら、日本史を相対化していく作業である。」間違ってますかね!その後の議論は賛成・反対それぞれ半分半分と言った感じでした。私たちが教科書の記述を分析、研究しそれを生徒に伝えていく作業は大切ですが、教科書にない地域の歴史は「生徒が混乱するからやめた方がいい」という理屈は乱暴だと思いました。総括討論でははっきり「生徒は混乱などしない。」と言い切りました。分科会終了の際世話人が「議論が沸騰」と表現したのはまさにこの議論でした。ただ、そのせいで「来年の報告」を約束させられました。まあ、報告はいいのですがこれに参加するとNGK学会に出られないんですよね。来年の夏も忙しそうだな!!!
[PR]
Commented by ぷくぷく at 2010-08-05 17:44 x
ご苦労様でした。福岡大会で報告しても大丈夫ですよ。NGK学会は次の週の土日に、静岡でありますので・・。
Commented by yksayyys at 2010-08-05 18:34
それはよい知らせでした。ぷくぷくさんこそご苦労様でした!
by yksayyys | 2010-08-05 06:52 | 社会 | Comments(2)