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アマノジャクはこう考える

分科会

 海沿いの分科会会場まで1時間20分かけて移動しました。私は初日の全体会最後の報告でした。この位置ってけっこう「いい場所」だと思っています。報告の受けは悪くなかったと思います。質疑ではいつもの「判決書だったらなんでもいいのか」風のものもありましたが、ほとんどは評価してくれるものでした。共同研究者のKさんからも「こういう実践が全国に拡がってほしい」と言ってくれました。が、私は不満が残りました。昨年、一昨年と鹿児島の実践を評価してくれたと聞いている共同研究者のSさん(社会科教育)がひとことも触れてくれず、翌日忘れたころに「戦後補償が進展しているのは人権感覚の向上ではなく経済的利害の思惑だ」と付け足したのです。私、Sさんにいい思い出がないのですが今年もしかりでした。近代史のTさんは好意的だったと思います。私の意見の後「私が言いたいことは鹿児島の方がほとんど言ってくれました。」と言うほどでした。私ってやはり「教育」よりは「歴史」の方にウエイトがあるんでしょうか。
 翌日は小分科会でした。私は「歴史認識」。印象に残ったのは千葉の「蟹工船」の授業でした。「底辺校」で生徒の実態から出発して生徒の「生きる力」を育もうとする討論授業は感動ものでした。歴史地理教育の来月号に紹介されるはずですので良ければご覧下さい。その報告の後ずっと考えていたことは「子どもにとって切実な教育内容とはなにか」ということでした。「人類の叡智としての学問、教養」と「生徒にとって切実な学力」をどのように結びつけるかということです。勢い、「どちらが」という風に議論しがちですが、これは融合できないとダメなんですよね。それを考えただけでも今回の全国教研は意味があったかなと考えています。質疑・意見交換は実に活発でした。ここ数年の様子とは違ったようです。あと、「変な」レポートがなかったように思います。
 ただ、会場内に週刊S潮の記者がいたんですね。「開かれた教研」が今回の謳い文句でしたが、開くといろいろな人が入り込んできます。これから何も起こらなければいいのですが・・・・過去のことがあるだけにあれこれ余計な心配をしています。
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by yksayyys | 2011-01-30 11:34 | 社会 | Comments(0)