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アマノジャクはこう考える

オーラルヒストリー

 Hさんから頼まれた原稿のためにこれまでの聴き取りの様子を文章にしているところです。いずれも特攻基地に関することです。やはり、聴き取りいわゆるオーラルヒストリーというのは大切ですね。たとえ文献や資料に書かれていることでも肉声として聞くことはとても重要なことだと思います。それは、「事実がどうこうの」という意味ではありません。人間の記憶ですから思い違いもあるし忘れることだってあります。そういう事ではなく、ひとりの人間にどのように歴史が降りかかっていったかを具体的に聞くことができるという意味において重要だと思えるのです。今度聴き取りをしたのはどちらも80歳を超えた方でした。戦争中は10代の方々です。男性であればほんの数年違えば徴兵にとられていた人々です。そして、もうひとかどの考えを持ち始める頃ですので戦争というものを体験を通して自分の言葉で語ることができます。しかし、もう80歳を超えているんです。「戦争体験の聴き取り」というのがきわめて困難な状況がやってきているのです。私は歴史学者でも何でもありません。教師ですからいくらか「教材化」も考えてはいますが、それよりも何よりも1人の人間が自分の人生の中で語る「オーラルヒストリー」というものをこれからも重要視していきたいと考えています。
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by yksayyys | 2013-12-02 00:31 | 社会 | Comments(0)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・