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アマノジャクはこう考える

西南戦争

 妻が来週の火曜日に研究授業をするのですが今日ようやく指導案が出来たようでさっき「見てください」と添付ファイルで送られてきました。私も過去の実践をいろいろ探してみたのですが、西南戦争の実践って見つからないですね。私が所属する歴教協も明治維新→文明開化→自由民権運動という流れの中に西南戦争の授業はひとつもありませんでした。教科書の扱いもすでに本文以外のところに押し出されています。士族の反乱として秋月の乱、萩の乱などと一緒に年表で整理されている程度なのかも知れません。しかし、1万5千人もの死者を出した最大の内戦と言っていいこの事件はもっと扱われていい素材なんじゃないかと思います。特に鹿児島、熊本、宮崎などの九州にとっては格好の素材のような気がします。そういえば中社研鹿児島大会では大分の先生が研究発表で提起されていたことを思い出しました。あの西南戦争でこの鹿児島は人材も近代化の産物も相当な数を失ってしまいました。ここ鹿児島では城山での西郷の最期のみが強調されて教えられているような気がしますが、「明治維新の仕上げ」として「鹿児島の大きな転換点」としても今後注目していこうと思います。「まず隗より始めよ」ということで妻の指導案検討に参加しながら勉強していくつもりです。個人的に扱いたい素材は薩軍に参加させられた奄美の兵のことです。黒糖の自由売買を要求しに来た奄美からの陳情団はそのまま牢にぶちこまれ西南戦争に連れていかれたという事実です。単に新政府軍対西郷軍という図式だけでない多面的な見方を追求したいと考えています。
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Commented by ぷくぷく at 2014-01-19 08:49 x
おもしろそうですね。西南戦争については、それなりに実践が現場で行われていると思いますが、公開されていないですね。西南戦争を鹿児島でどう教えるかというテーマは重要です。あの川嵜Tから「戦争後、鹿児島には夫を失った妻たちのきびしい生活苦があった」ということを聞いたことがあります。戦争後の鹿児島の暮らしというのも一つの視点として教材化したいものです。
by yksayyys | 2014-01-18 22:53 | 社会 | Comments(1)