ブログトップ

アマノジャクはこう考える

再び「オリバーストーンが語るもうひとつのアメリカ史」を観る

 集団的自衛権の閣議決定の既成事実化が進む中あらためて「同盟国であるアメリカがどういう国であるか」を確認したくてこのTVドキュメントを再度観てみることにした。10回シリーズであるが、時代の近いものを3回分今日観てみた。もちろん、オリバーストーンのリベラルな歴史観が前面に出た構成となってはいるが、具体的な証言と生の映像がそれを証明していく。いやあ、ひどい国ですよね。そして、アメリカの指導者たちの品のない言動の数々。私たちは教科書の中でほとんどそういう側面を教えていないのです。そう、オリバーストーンが話さない表面的な「もうひとつのアメリカ史」にもとづく現代史だけ教えているような気がします。戦後の世界史は東西の冷戦を基軸に語られることが多いのですが、視点を変えれば、ジョージ・ケナンが言うように「6%以下に過ぎない人口のアメリカが50%の富を独占する構造を維持する」ための歴史であったということである。それに異議申し立てをする国は「共産主義」「ならずもの」「悪の枢軸」の名のもとに葬り去ってきたのである。それはベトナム戦争やイラク、アフガンのみならず中南米の歴史が最もよく反映しているように思える。五木寛之が「戒厳令の夜」で描いたチリのアジェンデ政権の末路はその典型である。
 オリバーストーンが言うところの「うそつきの指導者」にひきずりまわされる乱暴で残虐なアメリカという国を同盟国として戦争をする事態は避けなければならない。
 ちなみにこのシリーズの第1回のスタートは広島、長崎への原爆投下に始まる。このシリーズで再三強調される「アメリカの嘘」はここから始まるのである。
[PR]
by yksayyys | 2014-07-06 22:04 | 社会 | Comments(0)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31