ブログトップ

アマノジャクはこう考える

産軍複合体

 土曜日の報道特集で国産のステルス製戦闘機製造の現場が紹介されていた。いつものように、日本企業の持つ「技術水準の高さ」と自衛隊の「実直さ」が強調されているように感じた。硬派の特集も行う報道特集がなぜこういう番組を作るのか。答えは簡単である。番組のスポンサーに三菱がいるからである。「スポンサーを続けるからこういう番組を作ってくれないか」と言えばそうするだろうし、逆に放送局が気をまわして作ることも考えられる。自衛隊も「人の好さそうな人たち」ばかり登場させていい宣伝になる。まさに「産軍複合体」である。アイゼンハワーが大統領退任の時に最も強く警告し、次期大統領のケネディに忠告した「産軍複合体」である。番組には三菱重工以外にIHI(旧石播)が登場していたが、私たちが思っている以上に軍需企業は多い。以前、自衛隊の艦艇に乗船した時にそれを痛感した覚えがある。あちこちに「身近な企業」の商標があった。
 「報道特集」の救いはキャスターのコメントである。「どう使うのかの議論」に言及していた。
しかし、民放など民間企業には構造的な大きなネックがある。株式会社は株主によって成り立っている。その株主の意向は無視できない。メディアがどういう会社の圧力にあるかは「会社四季報」でも見れば一目瞭然である。NHKはその「(資金を出し、電波を管理している)大株主」が政府であるというだけである。構造は似ている。
[PR]
by yksayyys | 2014-07-13 08:20 | 社会 | Comments(0)