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アマノジャクはこう考える

丸山眞男

19日の夜にNHKで「知の巨人」シリーズの丸山真男の番組がありました。楽しみにしていました。が、前半は19年前のETV番組「丸山真男と戦後日本」をなぞったものでした。使った証言、映像も一緒でした。「そりゃないよ」と思いました。後半は、いくらか違いがありました。印象に残ったのは息子の丸山彰が登場していたことです。大変興味深い親子の葛藤でした。息子は日大で学園闘争の真っ只中にいました。丸山はご存じのように、安保闘争とは違い学園闘争には冷淡でした。その辺の事情を息子が正直に語っていました。あと、その学園闘争の時の丸山の姿勢を批判した折原浩が出ていました。懐かしい名前です。この頃、学生を評価する行動をとったことで知られるヴェーバー研究者です。が、私には西部邁が中沢新一を東大に入れようとした時にそれに反対した学者というイメージが強いです。そのことを話すとUm先生が「そんなこと普通のことだ。騒ぐ方がおかしい」と言っていたのを思い出します。折原は学生に冷淡だった丸山を批判します。が、当時の学者が「批判・闘争の後に学生達にビジョンがないことがわかっていた人間は多かった」とも言っていました。当時を4歳にすぎない私には何とも言いようがないのですが・・・・
 今回の番組を見て思ったことは、「自分の言ってきたことはかなりの割合で丸山の受け売りだな」ということでした。でも、それだけ読み込んできたという自負もあります。
 「大日本帝国の実在よりも戦後民主主義の虚妄の方に賭ける」という言葉は、今もいや今こそ光り輝く言葉だと考えます。
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by yksayyys | 2014-07-29 22:24 | 社会 | Comments(0)