ブログトップ

アマノジャクはこう考える

島差別

 政府が指定しているこの国の差別にはいろいろなものがあります。女性、子ども、高齢者、外国人に加えハンセン病者、HIV感染者やアイヌ、犯罪被害者なども含まれます。が、おそらく鹿児島県に特有ではないかと思われるものに島差別があります。もちろん、他都道府県にゼロではないと思われますが、多くの島を含む鹿児島県にはより深刻なものがあるような気がします。残念ながら今回のヒノクマフィールドワークでもそれを認識する場面が何度もありました。それも、私たち参加者が間接的に感じるのではなく、ガイドの口から直接聞くものばかりでした。どれも聞き流すことのできない深刻なものだったと私は感じています。父方の祖父が沖縄、祖母は喜界島、父と母と母の祖父母は種子島という離島家系の私ですが、島差別を感じた経験はそう多くはありません。早くは小学校の時に鹿児島から来た先生が何かというと「ここはレベルが低い」と言っていましたが、その時は島に対してだとは思いませんでした。が、私にとって島差別を意識することになったのは何と言っても初任校の奄美大島の時期だったと思います。たしかにそれを感じる場面は何度もありました。逆に「そこまで言わなくても」と島民に対して思うことも同じくらいにありました。しかし、その後2度目の離島赴任を経て「やはり島差別は確実に存在する(した)」ことはいやがうえにも理解できたと思います。ただ、今回長島にフィールドワークに行くということでそれを予備知識と認識してはいませんでした。それだけにショックは大きいと思いました。
 私の頭の中では島差別の感覚は着実になくなってきていると思います。少なくとも自分の身の回りにおいてはそういう事例を全く聞かなくなっています。が、それは楽観的だと常に批判もされています。いつか意識しなくなる時が来てほしいものです。離島に生きてきた私の願いでもあります。
[PR]
Commented by totuki at 2014-08-14 22:45 x
お疲れ様です。先日、青年部の九ブロが霧島でありました。そこで、奄美差別について皆で劇をしました。それに向けて学習をしたのですが、自分自身知らないことが多すぎて、驚かされました。本当に知らないことは一番の罪だと思いました。劇は他県の方々にも、考えるきっかけを与えたようで、好評でした。11月には校内研修でも取り上げてみようと思っています。今後、色々と教えてください。
Commented by yksayyys at 2014-08-15 00:07
totukiさん、コメントありがとうございます。私は青年部時代の学習が今の思考の基礎になっていると思っています。この夏totukiさんもいっぱい学習されているようですね。その謙虚さ、感性に頭が下がります!今後ともよろしくお願いします。
by yksayyys | 2014-08-14 18:19 | 社会 | Comments(2)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・