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アマノジャクはこう考える

ピーポー

 息子を車に乗せているとよく「ピーポーピーポー」とはしゃぎ出す。これは別に車窓に見える人々を指して「people people」と言っているわけではない。すれ違う救急車を見て喜んで発する言葉である。乗り物に興味がある息子であるが、バスや汽車と同様救急車やパトカーが大好きである。多分成長するにつれて、救急車がどういう乗り物であるかを理解してはしゃぐことはなくなるであろうことは間違いない。私は、小さい時救急車の音が怖かった。私は離島に生まれ育ったが、うちの田舎で救急車が出動する時はけが人や急病人を空港に運び、ヘリコプターを待つという場合がほとんどであった。そして、「地元の病院では手が負えない。大きな病院に運ばないと命が危ない。」という状況を伝えるものであった。空港の近くに住んでいた私にとってあの「ピーポーピーポー」は「今瀕死の人間がいる」という音であり、それがわかるようになってからとても怖かった。夜に出動が多かったのも怖い理由のひとつかも知れなかった。母はヤジウマとしてよく見にいった。そして、「どこそこの誰がどういう病気で」「・・歳で、誰が付き添いでいた。」とかいう話をよくしていた。そういう記憶はずいぶん薄れていたが、前任校は離島であったので同じような光景をよく見ることになり思い出すことも多くなった。海外では、救急車やパトパーを優先的に道路を通行する習慣はほとんどないそうであるが、多くの道路を脇に寄せ、法定速度無視で突っ走る救急車。いつか息子もその重大さに気づくようになるだろう。「生き死に」という事が理解できるようになるにつれ・・・・
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by yksayyys | 2006-05-26 12:08 | 育児・家庭 | Comments(0)