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アマノジャクはこう考える

やっぱり気になるあの授業

もう1ヶ月近く経つのですが、今でも私は九州中社研熊本大会における地理の授業のありかたに2つの疑問を持ち続けています。ひとつは、その授業内容について。もうひとつはあの分科会の雰囲気について。まず授業内容。「アジアをひとくくりに考える」ことの当否です。まず「外国企業を誘致するためにアジアのキャッチコピーを考える」という目標。外国企業とはいったいどこの企業なのか。欧米なのか、同じアジアなのか、あるいは日本なのか。その説明も吟味もありませんでした。そして、「アジアをまとめて考える」という授業のねらい。東アジア、東南アジア、南アジア、西アジア、中央アジアという自然、歴史、文化の違う広大で多様な地域を「資源が豊富」「多民族である」「経済が発展している」という共通項目でくくって考えて良いのか。そんな大雑把なまとめのままでキャッチコピー作りなどやっていて良いのか。そして、あの分科会の雰囲気。私の批判に対して分野担当の教師が大声で述べた「学習指導要領にそう書いてある。国や細かい地域区分など細部にこだわるべきではない」という返答。それを全面的に肯定する指導助言者。私は、今年の県大会の授業検討会を思い出しました。全く違う流れでした。一般的なアフリカの授業の取り扱いについて多くの研究委員から「もっと深く」「もっとこだわりを」の声が出ました。そして、ひとつの国に焦点を絞り、具体的な事例に引きつけて「支援のありかた」をさぐりました。そこには実在するアフリカの人々の姿がくっきり表れていました。
 私は1月に研究授業をすることにしています。何をしようかと迷いましたが、今回の事で世界地理に挑むことにしました。その準備、授業の過程の中で自分なりの結論、方向性を見いだそうと思います。
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by yksayyys | 2014-12-02 18:38 | 社会 | Comments(0)