訃報

 私の属してる組織では知らない者はいないという大物が先週亡くなりました。選挙前ということで身内の密葬で済ませたということです。長い闘病生活であったと聞いています。
 私はずいぶん可愛がられた方だと思います。早々と組織に属した私を面白がってあちこちに引っ張り出してくれました。K島にいる時は私が出した報告書を読んですぐさまK島のすべての学校をまわってくれました。あの時のK島の管理職たちのあわてようは尋常ではありませんでした。それだけすごい人だったのです。何がすごいか。知識、行動力もですが、私は人脈がすごいと思いました。新聞記者、市民活動家その他いろいろな人とつながっていました。そのKさんの頼みを一度だけ断ったことがあります。それはM新聞の「戦後50年特集」に際して組織を代表してインタビューに応じてほしいというものでした。私は、引き受けようとしたのですが「顔写真が出る」というのを聞いて急きょ断りました。その頃の自分は、教育実践に自信がない頃で、新聞に顔写真が出て、生徒や同僚、保護者の顰蹙を買うのが怖かったのです。「このインタビューは誰にでも頼めるものではない」そう言ってくれたKさんの期待に応えることはできませんでした。今でもその時を思い出し情けない思いにかられることがあります。でも、Kさんは逝ってしまいました。私たちの世代にとってはあまりにも大きな存在でした。今の私が属している組織はどれも(失礼ながら)じり貧状態です。しかし、逃げ出さないのは「先輩たちへの恩」があるからです。これからもKさんへの恩に報いるために頑張ります。合掌
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by yksayyys | 2014-12-16 22:51 | 社会 | Comments(0)