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アマノジャクはこう考える

石牟礼道子

 今日のEテレの「知の巨人」は水俣病を告発したことで知られる女性作家石牟礼道子でした。映像が始まった瞬間「あれ」と思いました。ずっと首を揺らしていたからです。私は「あ、父と一緒だ」と思いました。パーキンソン病でした。87歳ということでしたが、頭脳はきわめて明晰だと感じました。文学を志していた石牟礼が水俣病に遭遇した場面は強烈でした。そこから、石牟礼道子は、作家として、活動家として、一途に動き出します。息子さんが言うには「オーラを感じた」ということでした。私は石牟礼が水俣で生活を全うしようとしていることがすごいことだと思いました。田舎ゆえに偏見や迷信も強く行政や企業に対する「お上意識」も相当に強かったはずです。しかし、石牟礼はあくまで水俣を拠点とし続けました。ただ、周囲には多くの人々がいました。谷川雁、渡辺京二、色川大吉ら著名な作家、研究者がいました。そして、患者たちがいました。患者の一人が言いました。「私たちは本など読まない。あの人の人間性に惹かれるんだ。」と!「苦海浄土」で水俣病を世界に訴えながら、患者たちとひとりの人間として連帯する。NHKが巨人とした理由はよくわかります。
 私は、教師として水俣病にきちんと向き合ってこなかったという反省があります。S尾さんが、プクプクさんが、ska370さんがまとまった実践報告・研究を行ってきたのに対して私は・・・・
 宿題としたいと思います。
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by yksayyys | 2015-01-18 01:46 | 社会 | Comments(0)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・
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