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アマノジャクはこう考える

三島由紀夫の体験

 「知の巨人」シリーズの三島由紀夫の番組を見ていなかったので今日録画してあったのを見ました。三島の自衛隊市ヶ谷での割腹自殺はあまりにも有名ですが、あの「天皇崇拝」「文化防衛論」には三島自身の体験が大きく影響していることがこの番組でわかったような気がした。ひとつは、学習院体験。初等科から高等科まで過ごした学習院で三島達学生が厳しく言われ続けたことは「皇室の藩屏となること」だったと言う。大正14年生まれの三島はまさに昭和と同じ歩みである。幼少青年期を学習院で過ごした意味は大きいと言える。あと、後年やたらと主張する「日本の文化は堕落しきっている」という主張。それはインド旅行から帰ってきてから明確にするようになったようである。近代欧米文明に影響を受けず、ガンジス川で沐浴をするインド人の姿に感銘を受けたとのこと。その後三島は「楯の会」を結成する。「皇室の楯とならん」ということであろう。

 文学的評価は極めて高い三島である。私は「金閣寺」しか読んでいないが、東大に行った教え子はその文体にはまっていた。「知の巨人」に三島を選んだ番組側の意図は何だろうか。時代状況を見据えた「再評価」の動きなのだろうか。それとも「保守の側から誰か選ばなきゃ」という単純な配慮だったのか。それだったら、小林秀雄や福田恒存あたりでも良かったような気がするが・・・・
 三島は「時代が生んだ」というよりは「きわめて個性的」な人物のような気がするので・・・
わかりやすいと言えばわかりやすいが「保守」の側の人はこの人で「保守」を語られるのは不本意なのではないだろうか!

 今日は手塚治虫です。サブカルから一人くらいということかな・・・人選としては納得です。戦後の日本の歩みをたどるうえで重要な人物です。亡くなる直前にぷくぷくさんと聞いた講演が懐かしいです。
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by yksayyys | 2015-01-31 20:33 | 社会 | Comments(0)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・
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