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アマノジャクはこう考える

デリカシー

 昨夜、TBSの「情熱大陸」を見ていました。リッツ・カールトンに勤めるカリスマパティシエの活躍を扱ったものです。そのドキュメントの中で教師として引っかかる場面がありました。それは、そのパティシエの高校時代の出来事でした。このパティシエは高校生の時、高校内の校内放送で職員室に呼ばれたそうです。そして、担任に言われたそうです。「おまえのところはいつも校納金の納入が遅い。どういうことだ。」と!パティシエはこの時以来「貧乏の克服」を心に誓ったということです。番組の制作者の意図はともかく教師としての私はこの高校の教職員たちに3点抗議したいと思います。1つ、校内放送で軽々に生徒の名前で呼び出しをするなということ。2つ、お金のことで教職員が生徒に指導してはならないということ。3つ、管理職は担任に生徒への金銭徴収の仕事をさせるなということ。これは、実に大事なことではないでしょうか。
 あの番組を見て多くの人は「貧乏からの脱出を心に決めた青年の一大転機」ととらえる向きもあるかもしれません。しかし、私はあの場面は教育に携わる人間の「デリカシーのなさ」を示す場面に他ならないと感じました。今でも、似たようなことは多くあります。そこに思いを馳せることのできる仲間を増やしたいと思います。
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by yksayyys | 2015-02-16 19:02 | 社会 | Comments(0)