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アマノジャクはこう考える

南風その2

 先日録画したドキュメント番組に戦争中の疎開船撃沈を扱ったものがありました。有名なものは対馬丸ですが実はそれ以外にもたくさんあるんです。戦時中は極秘扱いされていたのですが、戦後も対馬丸をのぞけばほとんど知られていないと言っていいと思います。この番組が扱っていたのは徳之島の武州丸でした。この事件のことを2年前に知りました。というか教えてもらったのです。2年前に奄美の教研集会に呼ばれた時に退職されたK多さんから教えていただきました。この番組の中心にいたのもK多さんでした。この人がいなければこの事件はこれほど大きく扱われなかっただろうと思います。K多さんには恩があります。新採1年目に「原発」の授業で問題が起きた時、組合の書記次長として校長室に乗り込んで猛抗議してくれたのがこのK多さんでした。組合内で対応を協議した際、慎重論をおさえ「断固抗議、即行動」でまとめたのがこのK多さんだったと聞いています。
 番組の中で紙芝居を使って子供たちに武州丸遭難を伝えているK多さんの姿が紹介されました。紙芝居のへたくそな絵がK多さんの朴訥さ、真摯さを伝えているような気がしました。この平和への熱い思いが28年前に私を救ってくれたのかもしれません。昨夜N会長ともだいぶ奄美の話をしました。凍てつく心にあたたかい南風がしみたここ数日でした。
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by yksayyys | 2015-02-22 21:51 | 社会 | Comments(0)