3,11の授業

 昨日、3年生全体を対象に3,11の授業を行いました。卒業式前日の5時間目という微妙な時間帯で例年は黙祷だけとかで簡単に済ませたようでしたが、今年はきちんと1時間かけました。まず「忘れない」ことと4年前の動画を5分ほど見せました。自衛隊機が撮影した宮城県沿岸の津波の様子でした。次に現在における被害の実態を数字で確認しました。死者、行方不明者以外にあった震災関連死という言葉に着目しました。自殺を含め震災がきっかけで亡くなった人々のことです。そして、復旧率にも触れました。道路は99%、農地は8割という数字を出して「じゃあ、順調に復興しているか」という問いかけをしたうえで本題に入りました。ゆっくり時間をかけて、昨年11月末に陸前高田、石巻を訪ねた時の写真を使って「被災地の今」というタイトルで報告しました。途中いくつかの発問を入れ込みました。「なぜ、この学校は一人の被害者も出さずに済んだのか」「4年経って仮設住宅を出ることができないのはなぜか。」「ベルトコンベアで何を運んでいるのか」など、できるだけ生徒に考えてもらうようにしました。大川小学校の悲劇にも触れました。最後は、朝日新聞の朝刊にあったクラリネットを吹く高校生の記事を紹介しました。たまたまこの女子生徒に関連する門脇(かどのわき)小学校の写真がありましたので「ここがその小学校」「この辺に家があったようです。」「この高台に避難したようです。」という風に具体的に説明することができました。
 予定では、時間が余って感想を書いてもらうつもりでしたが、1時間かかってしまいました。が、担任の先生が気を利かして次の学級指導の時間に感想を書かせてくれていました。
 目的は達したかな、という感じでした。以上!
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by yksayyys | 2015-03-12 06:01 | 社会 | Comments(0)