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アマノジャクはこう考える

キッシンジャーの怒り

 先日、ニクソン大統領時代の大統領補佐官、国務長官を務めたキッシンジャーの外交文書が公開され、当時の田中角栄首相に対し、「ジャップ」という差別用語を使って罵倒していたようです。田中角栄がアメリカにことわりなく中国と国交を回復したことに対する「怒り」であることは間違いない。この報道を耳にして以前噂されていた話を思い出した。それは、「田中をロッキード事件で失脚させたのはアメリカの陰謀である」というもの。もちろん、事実だとは思わないが、当時小室直樹などがさかんに主張していたもので、「アメリカの思い通りにならない非インテリ政治家田中角栄をアメリカ首脳は嫌っていた」というものだ。繊維交渉なども背景にあったと思われる。世界中を飛び回り、ベトナム、中東で大活躍したキッシンジャーにとって、田中など「頭の悪い土建屋」くらいにしか思えなかったのかもしれない。「陰謀」といえば、昨年「9,11テロはアメリカの陰謀である」という話を数多く聞いた。「陰謀」と聞くと、「ユダヤ」とか「ロックフェラー」とかおどろおどろしいタイトルの本がいっぱいあるが、読んでみると意外に「のめりこんでしまう」ところもある。「噂の真相」を読んでいるころは、その手の話が結構好きだった。「嘘だろう」と思って読めば面白く読めるものである。そして「もし、本当だったら」と一瞬考える。それがまた面白い。話は変わるが「共謀罪法案」が民主党案丸飲みで成立しそうだという。継続審議だと思っていたのに急転直下「成立」とは・・・これに「教育基本法改正案」まで丸飲みされたら最悪の事態となる。・・・これが「陰謀」でなくて何なのか。「共謀罪」逮捕第1号は自民党と民主党ではないか!
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Commented by ska37o at 2006-06-02 17:37 x
 アメリカの陰謀というと,橋本龍太郎が辞任したきっかけは,日本政府が大量に持っている(買わされている?)アメリカの国債を売ってしまおうと発言をしたのがきっかけであったという噂を聞いたことがあります。いずれにしてもアメリカは自国の利益のためならなんでもありのようですね。
 追伸 大分でひらかれた九民研で,俳優の西田敏行が講演をしたときだったと思いますが,「役作りでやってみたい人物は?」の質問に「田中角栄」といっていたのを思い出しました。
by yksayyys | 2006-06-02 08:01 | 社会 | Comments(1)