「ほっ」と。キャンペーン

ブログトップ

アマノジャクはこう考える

朝日記事「強制連行 史実から考える」から

 今日の朝日の朝刊に、タイトルにあるテーマによるインタビュー記事が載っていた。インタビューの対象は東大大学院教授の外村大さん。現在流布されている「戦時中、強制連行はなかった」キャンペーンに対し、あくまで史実を根拠に反論する氏の姿勢とその論拠に感銘した。私は教育現場でそのような役割を果たす人間でありたいとずっと思ってきた。そうであればこそ、政治的圧力・言説とは一線を画す「研究」というものにウエイトを置いてきたつもりでいた。しかし、教師生活28年で思ったことは、教育現場というのは「研究の成果」や「史実の探求」といったアカデミックな営為よりもはるかに政治的潮流、マスコミの雰囲気に影響を受けやすいということである。広範な資料の中でひとり深く思考することより、「声の大きい人たち」に配慮することにエネルギーを注ぐことが多く、それを「常識」と考える人間が大多数であると言うことである。私はそれは「教育の危うさ」であると考えている。教育が、研究や学問から乖離し政治の道具と堕してしまうことを私たちは全力で阻止しなければならない。
 ということを、明日の県文化部長会を前に固く心に誓った次第である。
[PR]
by yksayyys | 2015-04-17 22:42 | 社会 | Comments(0)