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アマノジャクはこう考える

歴史教育は「歴史の教育」か「歴史で教育」か!?

 歴史に浸かっていけばいくほど「歴史を教えるということ」の悩みが深くなっていく。もともと自分は歴史が好きである。史学科に進んだほどである。だから、歴史に触れるだけで面白いし、いろんなことを歴史的に辿って考えることが好きである。ところが、それは歴史好きな自分だからそうなのだろうと思う。「歴史が大の苦手」という人は興味もないし頭に入れようともしないと言っている。だから、安井さんや加藤さんたちは「主体的に歴史を学ぶ」という方法で歴史教育の転換を図った。
 いつも思う。「歴史がわかる」とはどういうことだろう。子どもたちは教科書における歴史の流れ・知識を追いかけることで必死である。私の大半の授業もそういうものである。じゃあ、今のように「入れ込み式」で考えさせる授業を組み込んでいけばよいのか。それとも、全体的に授業を組み替えていけばよいのか。はたして、それが「歴史的思考」といえるのかどうか。

 今、思えばプクプクさんが居るうちに会長Nさんとのシンポジウムでもやっておけば良かったなと。そうすればふたりの考えが弁証法的に発展して、「歴史はこれだ」と思えたのかと・・・
 「歴史を伝える」と「歴史を教える」と「歴史を学ぶ」をどうつないでいけば良いのだろう。

 たぶん、こういう風にずっと悩み続けるのかな・・・
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Commented by shin-pukupuku at 2015-08-05 09:16
N会長と並べていただいて光栄です。私は、歴史を学ぶことを通して「市民」育成に重点を置くのか、それとも「歴史学の専門家」を育てるのか、その最終的な目的で変わってくると思います。愛教大の土屋先生が唱える「解釈型歴史研究」については、前者の代表的な歴史教育だと思います。教師の専門性としては、歴史学についての科学的な知識や認識を持つことは重要な基礎的な部分だと思いますが、それを生徒たちにも同様に期待するのかというと私は首をかしげてしまいます。
Commented by shin-pukupuku at 2015-08-05 09:20
 やはり、市民として子どもたちを育てるためには、歴史認識を育てる先の、歴史意識に注目すべきだと思います。
Commented by yksayyys at 2015-08-05 10:48
コメントありがとうございます。大変勉強になります。「歴史認識」と「歴史意識」の違いって何ですか?
by yksayyys | 2015-08-02 10:22 | 社会 | Comments(3)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・