ブログトップ

アマノジャクはこう考える

大いなる違和感

 今日は九州中社研M崎大会でした。県庁所在地で開催されることが多いのですが、今回は都城で同市の2つの中学校から生徒をひとつの会場に集めて実施されました。アリーナのフロアを2つに仕切って歴史、公民に分けて授業を行うという異例の会場設置でした。その試みは残念ながらうまくいっているようには思えませんでした。まず、会場が広すぎて生徒の声、教師の声が聞き取りにくかったです。しかも、背中から違う分野の授業の声が聞こえてくるので集中力も途切れてしまう気がしました。メリットは参加者が複数の授業を見ることができることにあったようですが、やはり50分ひとつの授業に集中して参観する方が望ましい気がしました。
 肝腎の授業そのものもうまくいっているようには到底思えませんでした。研究部の提示する緻密な方法論が教室には届いていないようでした。公民はいくらか良かったようでしたが、地理、歴史は「あれ」というものでした。授業研究は歴史に出ましたが、ずっと黙っていました。眠かったのもありますが、あまり「からみどころ」を見つけることができなかったからです。午後の研究発表と研究協議は気分を変えて公民的分野に参加しました。佐賀の盟友Tさんの発表は異色で面白かったです。「討論する公民の授業」というタイトルは実にシンプルでした。そして「さすが」と思わせたのは発表のスタイル。歴教協の大会と全く変わらないスタイルでの報告と率直な受け答えには唸らせるものがありました。このあたりから積極的に意見を述べました。最後の発表者の協議のところではかなり厳しい指摘もしました。ムッとしている人たちがいるのもわかりました。浮きまくった昨年の熊本大会を思い出しましたが、「えーい、構うものか!」と言い尽くしました。そう思わせたのは鹿児島の重鎮Kさんの意見を聞いてからでした。「会に参加したら必ずひとことは意見を言って帰る。」はKさんの口癖でしたが、質疑にとどまらず討議の核になるような問題提起をされるKさんに大いに触発されました。まあ、言い方を変えると私は言いたい放題でした。
 ひとつむかついたのはすぐ後ろの席から聞こえてくる嫌味な発言でした。佐賀のTさんの頃から始まったのですが、どうやらリベラルな発想が嫌いなようで吐き捨てるような言い方でした。「じゃあ、手を挙げて言えよ。」と思いましたがそういう勇気はないようでした。まあ、そんな人に一喜一憂してもしようがないのですが・・・・
 いろんな意味で大いなる違和感を感じた1日でした。が、しっかり肥やしにしたいと思います。
[PR]
Commented by 佐賀のT中 at 2015-11-21 15:25 x
 やっぱり「異色」だったのですね。人前で話すのが苦手なので、今回、初めて九中社研へ参加し研究発表となり、何をどう話せがいいのかよくわかっていなかったため、そのときの勢いでしゃべってしまいました。もっともそんな発表ができたのも、6月の鹿児島歴教協の県大会以降、人前で話すときに緊張することが少なくなっていたからでした。鹿児島での経験は、私にとって非常に大きなものでした。本当に鹿児島の先生方には感謝しています。おまけに今回は、質問と共に、さりげなく私の本の宣伝までしていただいき、ありがたく思っています( 当日、お礼も言えずに申しわけありませんでした )。
Commented by yksayyys at 2015-11-21 19:13
ご本人からのコメントとは驚きました。
いやあ、良かったですよ研究発表。よくわからない概念をこねまわすようなものでなく生徒との具体的やりとりをもとに「肉声」で語っていたと思います。質問に「わかりません」と一蹴した場面も痛快でしたよ。下手に土俵に乗らないというより「率直さ」が良かったです。ぜひまたお会いしたいものです。東北のSさんにも聞かせたかったです。さすがのSさんも眠くならない発表でしたよ(笑)!!
Commented by shin-pukupuku at 2015-11-23 17:11
そうでしょう。九民研の発表でも、聞く度にワクワクしていました。同時に、マニアックだなあと思っていましたが、シリーズ本5冊にしてしまうとは思ってもいませんでした。「あっぱれ」です。
by yksayyys | 2015-11-20 23:06 | 社会 | Comments(3)