劇的な、あまりにも劇的な1週間

 久しぶりの更新です。この1週間はすさまじい1週間でした。すべて書くと「金八先生」1話分になってしまいそうなので、ここで一気に書きます。

・文化祭の劇の脚本、生徒たちに拒否されました。初めてでした。簡単に言うと「俺たちのやりたいものがある。邪魔すんな。」ということでしょうか。だいぶ生徒の方が根回ししていたようで、生徒に書かせたコメントには同じ内容の意見が短く書かれてありました。それが半数近く占めていました。半数は多いですよね。根回しの届いていない生徒にはこの脚本は好評でした。「すごい」「面白い」・・・ちょっと考えましたが、自分の書いた脚本は撤回しました。混乱を避けるためでした。担任の先生たちにそう伝言してもらうように伝えました。一部の生徒が「かわいそう、先生!」と言っていたようです。先週の土曜日のことでした。
・月曜日に文化部長と副部長を呼んで、今後の劇の進め方を相談し、そのまま任せることにしました。結果、その日の5時間目にシナリオ委員を選び図書室から候補を選び出し、委員がその他の生徒に紹介した後、多数決をとり、ある作品に決定しました。民主的なスムーズな流れでしたが、「俺たちのやりたいもの」が採用されなかった一部の生徒が一気に崩れだしました。「もうだめだ。絶対に失敗する。ああ、やりたくない。」
・「とりあえず、みんなでシナリオを読み合わせよう」という私の提案で1時間かけてシナリオを読ませました。「頭を冷やす」ということと「内容もわからないまま役決めをすることへの問題提起」の意味もありました。1時間、シーンと過ごしました。とにかく野次と怒号は消えました。
・木曜日は配役とスタッフを分けて活動を進めさせました。私は、「反乱軍」の多いスタッフ組を引き受けました。案の定、そのグループは何もせず遊んでいました。同僚は「放っておきましょう」と言いましたが、私は、中心人物の一人の男子生徒を校舎横に連れ出し、話をしました。「説教」というよりは「話を聞こう」と思いました。およそ30分。話し下手、聞き下手の私としては生徒とこれだけ向き合うのは驚異的なことです。いろんな事を話させました。いろんな不満を持っているようでした。全部聞きました。もちろん、自分の意見も包み隠さず言いました。最後は、「時間を取って悪かった」と教室に返しました。
・それが良かったのか、その中心にいた男子生徒の態度がガラリと変わりました。授業態度まで良くなりました。たまっていた小テストの訂正をまとめて放課後持ってきました。担任が言うには「話を聞いてくれる先生だと思ったんじゃないでしょうか。」・・・そういうことなのかなあ!

文化祭に関して以上のようなことがありました。私の今年のテーマは「逃げない」です。劇的な1週間でした。・・・・でも、かなり疲れました。
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Commented by shin-pukupuku at 2016-10-17 14:37
私も自分が書いた脚本が生徒たちから不評で、別のものを書かせてほしいと言われたことがあります。では決めた期日までに書いてきなさいと投げ出して待ちましたが、結局完成せず、私の脚本でいくことにしました。最初、その生徒たちから批判されましたが、他の生徒たちが一生懸命に取り組んでいる姿を見て、次第に協力していくようになっていきました。今ではなつかしい思い出です.そんな場面があるから、教師はしんどいけど楽しいのかもしれませんね。
by yksayyys | 2016-10-16 08:38 | 学校 | Comments(1)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


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