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アマノジャクはこう考える

Iさんと水俣へ

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 昨日、韓国から友人のIさんがやってきました。そして、今日二人で水俣までフィールドワークに行ってきました。まずは、相思社の水俣病歴史考証館を訪問しました。いままで何人もの人から「あそこは行った方がいい」と言われていた場所です。初めて行きましたが、到着するまで大変でした。とにかくわかりにくい。ナビがないと無理でした。古びた建物でしたが、私たちの姿を見てすぐにある男性が出てきて早速考証館のカギをあけて案内をしてくれました。この写真はその内部のものです。とても貴重な展示内容でした。説明も懇切丁寧で、質問にも気持ちよく答えていただきました。考証館の後は、亡くなった関係者の仏壇に拝みました。宇井純さんや川本輝男さん、変わったところでは猫実験で亡くなった猫の位牌もありました。とても良い勉強が出来ました。昼食後は、チッソ工場の排水口(水銀を出していたところ)を見てから水俣病資料館をさっと見学し、最後は患者慰霊碑の所に行って帰りました。Iさんが言うには、今韓国では深刻な公害問題が起きているそうです。またチッソは植民地時代に朝鮮半島に巨大な工場群を持ち、その頃から水俣病の症状が問題になっていたということです。そうなると「水俣病」という名称は・・・・・
 とにかくいろいろ学習できた1日でした。
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Commented by 闘龍灘 at 2016-10-24 07:53 x
こんにちは。
いわゆる山の資料館と海の資料館ですね。

以前、学生をつれてフィールドワークしました。

水俣病闘争のプロセスがよくわかり、いまは環境問題の視点からいろいろな取り組みをしているので事務局の方にも丁寧に対応していただきました。確か愛媛大の卒業生で理学部の人でした。

貴重な資料が大量にあり、今後も活用したいにですが、予算は厳しいようです。町中フィールドワークにも取り組んでいて修学旅行生や関心のある人たちのコーディネートもしていますね。

朝鮮半島でのことはリンクした本にも書かれています。

https://www.amazon.co.jp/わが青春の朝鮮-双書・人間の航跡-磯谷-季次/dp/4877141979

ちょっと違った側面からの視点ですが、興味深い本です。ソウル大の現代史の先生から教えていただき、韓国で読みました。是非ご一読ください。
Commented by shin-pukupuku at 2016-10-24 09:04
アマノジャクさんが初めて草思社の資料館を訪問したと言うことに驚きました。というのも、昔いっしょに訪問したような記憶があるからです。そこにはska37oさんもいましたし、県社研OBのK野先生もいました。Um先生も参加していた記憶があります。そこに参加していなかったということに思わず驚きました。てっきりいっしょにいたと思っていたものですから…。百間港の排水口をいっしょに見ませんでしたか?
Commented by yksayyys at 2016-10-24 19:32
プクプクさんへ!その時は、用事があって行けませんでした。行けないと伝えた時のUm先生の憮然とした表情をよく覚えています。市の資料館は何度か行ったのですが、1日時間をかけてあちこちまわったのは初めてでした。過去も現在も課題が山のようにあることを実感としてわかった気がしました。
Commented by yksayyys at 2016-10-24 19:38
闘竜灘さん、いつもながら貴重なコメントありがとうございます。水俣病問題は、「社会の偏見・差別」という観点から思っていた以上に多くの課題を抱えたままであることに気づかされました。また、チッソという企業の存在から朝鮮半島から満州にかけてのかつての大日本帝国が浮かび上がってきた気がしました。案内していただいた本、早速購入したいと考えています。「知っているつもり」の事があまりに多すぎて自己嫌悪になりそうです。また、いろいろご教示下さい。
Commented by 闘龍灘 at 2016-10-24 20:59 x
こんばんは。

韓国近代史では、植民地時代の朝鮮窒素の研究はいろいろな視点から進められているようです。ソウル大でも現職の院生が研究テーマにしていました。

加藤章先生たちの日韓歴史共通教材にも記述があり、授業でもこれから教材研究が進みそうです。

植民地で起きた公害問題(北朝鮮の地域は工業メインで開発が進んだので)は、そのまま戦後の日本、特に九州の工業地帯に引き継がれたという視点も考えさせられるものですね。
Commented by yksayyys at 2016-10-24 22:04
朝鮮窒素の広大な工場とその技術は、満州を見据えたものだと聞きました。新興財閥が競って朝鮮で利権を拡大したのもそういう目論見のようです。「満州は日本の生命線」という言葉がありますが、その満州のために朝鮮半島が最大限に利用されたということでしょう。現在、北朝鮮は朝鮮窒素の広大な工場をそのまま使用しているようですが、公害もそのまま引き継がれているのではないかと危惧されます。
by yksayyys | 2016-10-23 17:29 | 社会 | Comments(6)