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アマノジャクはこう考える

イラク派兵拒否の中尉、重罪に!?

 「イラク戦争は間違っている」と派兵を拒否した日系ハワイ出身の中尉が軍法会議で「予想以上の重罪」にされそうです。派兵拒否だけでなく、「イラク戦争の是非」をめぐる発言が「上官に対する侮辱」「大統領に対する侮辱」「不作法行為」に問われるということです。昨夜の「筑紫哲哉のNEWS23」にも出ていましたが、特に退役軍人の間では「軍人は戦場に行って当たり前」の声が強いようでかなり風当たりは強いようです。ただ、支援活動も活発で、アメリカの「幅の広さ」を感じました。母親の「息子を尊敬しています。」のコメントが印象に残りました。
 以下は、メールで流れてきた文章で英文を日本語に訳したものです。

7月5日、米国陸軍中尉エレン・K・ワタダ中尉は、軍事司法統一法典の3カ条、
すなわち、移動不参加(第87条)、上官に対する侮辱2件(第88条)-特に G. W.
ブッシュ大統領に対する、そして、将校・紳士にあるまじき不作法行為3件(第
133条)によって、正式に起訴された。この6件の起訴全てに高等軍法会議で有
罪となれば、ワタダ中尉は7年以上の陸軍刑務所入りを言い渡されることも有
り得る。

ワタダ中尉の弁護士エリック・ザイツ氏は今朝、「移動不参加罪は予想してい
たが、侮辱罪、無作法罪には虚を突かれた感じで、ワタダ中尉の言辞の内容の
再検討を必要とし、米国憲法修正第1項(訳者註:言論の自由条項)の重要問題
を提起するものだ。我われは軍がこれらの問題を法廷の場で議論する機会を与
えてくれたことに、満足している」と語った。

これまでの第88条に関わる訴追は、ほとんどが南北戦争と第一次世界大戦時の
ものであり、知られている直近の訴追は1965年だった(ハウ対米国)。ハウ小尉
はベトナム戦争に反対していた。(訳者註:ヘンリー・ハウ(Henry Howe)少尉
が米軍基地へのデモに私服でプラカードを掲げて参加し、軍法会議に掛けられ
重労働2年に処せられた。おだやかな政治的意思表示にたいしては罰が厳しす
ぎるというのが、大方の評価だった)

ワタダ中尉が6月22日にイラクへの移動を拒否する前から、軍は中尉の発言に
調査を絞っていた。実際の起訴によって、軍の主要な意図がワタダ中尉の異議
を黙らせることにあることが確認された。

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by yksayyys | 2006-07-07 07:43 | 社会 | Comments(0)