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アマノジャクはこう考える

サウジアラビアという国

 NHKのBSドキュメンタリーでサウジアラビア特集をやっていましたので軽い気持ちで観てみました。が、途中から目が離せなくなってしまいました。私のこれまでのサウジアラビア観は、「欧米寄りの世俗的イスラム国家」というものでした。しかし、それが100%間違いであることがこの番組でわかりました。サウジアラビアはIS同様の人権無視のイスラム強権政治の国でした。密告がはびこり、秘密警察が幅を利かす。それでいて910兆円にも上る石油利権を王族を中心とする富裕層が独占する。「どうしようもない国だなあ」と思いました。そして、腹がたつのはそれにすり寄る日本を含めた西側諸国の姿勢でした。特にイギリスは旧宗主国という立場を巧妙に利用し、人権侵害には目をつぶり石油利権の獲得と武器の売り込みのためにサウジの支配者層に取り入っていました。しかも、ほとんど観光客を受け入れないという秘密主義の国でもありました。イランよりイラクよりもよっぽど悪質ではないかとも思えました。ただ、救いはこの番組がイギリスのジャーナリストたちによって制作されているということでした。私たちは中東、西アジアの国々の実態をほとんど知らないのではないか。そう思えました。怖いな!と思いました。
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by yksayyys | 2017-01-02 20:07 | 社会 | Comments(0)