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アマノジャクはこう考える

神風は吹かなかった

 モンゴル襲来(元寇)の時に「神風は吹かなかった」今日の朝日新聞の朝刊の記事にそう書かれてありました。ずいぶん前からそういう話は出ていましたね。特に文永の役は暴風ゆえの退却ではないというのが定説となり授業でもそう解説してきました。が、数年前に服部英雄さんの「蒙古襲来」が出版されてからより実証的に説明がされるようになったようです。面白いと思ったのは、鎌倉武士は自らの勲功を誇り、寺社は自らの祈祷による暴風雨を強調したという下り。それが、幕末から開国にかけての時期と、先の大戦の時期の2回、神道イデオロギーが吹き荒れる中でこの「暴風雨撃退説」がはびこったようです。なるほどわかりやすい理屈であります。私たち社会科教師はきちんと修正して教える必要があるようです。まだまだ、こういう事がいっぱいありそうですね。歴史研究ってやっぱり貴重ですよね。決して趣味の学問じゃないと思います。
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by yksayyys | 2017-01-08 19:43 | 社会 | Comments(0)