映画「湾生回家」を見る

 マルヤガーデンズシネマに行ってきました。今日から台湾映画祭ということで「湾生回家」という映画を見てきました。湾生というのは「台湾出身の日本人」という意味です。台湾に生まれ台湾に育った人たちが戦後台湾が植民地から解放された後、どのように台湾への思いを募らせていたかをドキュメントで追った映画でした。映画というよりはHNKスペシャルのようなドキュメンタリーでした。映画に登場したそれぞれの人物にそれぞれの複雑な事情が存在しました。しかし、共通するのは「台湾への思い」でした。印象に残ったのは台湾の人々の熱い人情でした。これまでも「朝鮮半島に較べて台湾の人々は日帝植民地時代にそれほど悪い印象はない」という話を聞かされてきました。おそらく、朝鮮半島がそれまでの国・王朝を廃止して植民地統治を強制したのに対して、台湾は清王朝から日帝支配に変わりインフラ整備や農地開拓が台湾民衆に好意的に受けとめられたからだろうと想像はできます。しかし、台湾の人ははっきり「植民地支配にいい事も悪い事もあった」と言っていました。それが本当だろうと思いました。「湾生」の一人の女性は言いました。「私は自分を異邦人だと思いました。」日本人に違いないがどう考えても自分の故郷は台湾である。愛国心と郷土愛が引き裂かれていると感じました。 
 私の座席の近くでずっと涙を流す若い女性がいました。きっと何か深い関わりのある方だろうと思いました。
 
 月並みな言葉ですが「まだまだ知らないことがいっぱいある。」そう思いました。

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Commented by shin-pukupuku at 2017-01-15 19:50
私が注目していた映画です。こちらは仙台まで出かけないと見れない映画なので、見る機会がなかなかありませんでした。鹿児島市内には注目の映画を見ることのできる環境があるようです。また、今度話を聞かせてください。かなり興味関心があります。台湾でヒットした映画なんですよね。
by yksayyys | 2017-01-15 19:08 | 映画 | Comments(1)