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アマノジャクはこう考える

ヒノクマ先生のフィールドワーク

 今年でいったい何回目になるのでしょうか。ヒノクマ先生のフィールドワークが今年も8月中旬に実施されます。ヒノクマ先生は鹿児島大学教育学部の日本史の先生で、専門は「一宮神社の研究」といったらよいのでしょうか。中世、近世をついつい「武士の社会」と考えがちですが、実は領地にしろ統治機構にしろ、当時は神社仏閣が相当の勢いを持っていました。東大寺や興福寺、延暦寺、本願寺だったら「あ、そうか」と思うのかも知れませんが、実は日本全国に相当な実力を持つ寺社が存在していたことは歴史研究上あまり重視されてきたとは言えません。最初に言及したのが今谷明さんだと言われていますが、私たちにとっては何と言ってもヒノクマ先生です。これまで「鹿児島の歴史」といえば、「島津」と「西郷・大久保」でした。その研究の第一人者、原口泉さんが内外でもてはやされているのはそれなりに理由があります。しかし、ヒノクマ先生は「薩摩国の新田神社」「大隅国の正八幡宮(鹿児島神宮)」がいかに強大な勢力を誇り、当時の社会に影響を与えたかを実証的に研究をされました。実証史学の本流を行く人だと思います。Um先生が「彼は大学人だ。」という理由はわかります。
 しかし、ヒノクマ先生の魅力は研究実績だけでなくその人柄と風貌にもあります。いつもTシャツ(肌着ではないかと思う時もある)で、顔を合わせると最低15分は語りこみ、カラオケを無上の喜びとし、割引タイムには一人で歌っている。そんな朴訥なヒノクマ先生と過ごすこの毎夏のフィールドワークは、大学院時代「日本史特論」を受講した私たちにとって「恒例行事」となりました。すでに院生ではない私はOBとして3回目の参加となります。昼間のメインは何と言っても九州国立博物館見学でしょうが、博多の夜も「かなりの楽しみ」です。新田神社、鹿児島神宮、宇佐八幡宮、高良大社、太宰府天満宮と続いてきたこのフィールドワーク、いったいいつまで続くのでしょうか。
 楽しみで楽しみでしょうがありません。
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Commented by ska37o at 2006-07-18 19:32 x
まだまだ続けるつもりのようです。どこに行くことになるのやら(^_^)
すみません。今回は息子を同伴します。よって2日目の夜は,息子サービスのため夜の会はお任せします。ご了承ください。
Commented by 極楽とんぼ at 2006-07-18 20:02 x
いいことです。いつか自分も・・・・・それまで続いていたらすごいけど・・
Commented by WB放送局 at 2006-07-19 23:26 x
なるほど。ヒノクマ先生の研究者としての凄さを漠然としか理解していなかった私にはとても分かりやすい内容でした。
by yksayyys | 2006-07-18 12:58 | 社会 | Comments(3)