「格差」と子ども

 仕事の引継ぎで最も時間がかかったのが「就学援助費」の話でした。これまで、担任をすることが多く、会計を受け持つ事はほとんどありませんでしたが、今回前任者が女性だったこともあり(会計、給食は女性という構図が現場にはあります)この「就学援助費」の仕事が私にまわってきました。1年生300家庭のうち経済苦のため「就学援助費」を受ける家庭が50家庭ありました。比率にして17%。私は「多い」と思います。あと、書類に書かれた「家庭状況」にはまさにいろいろなものがありました。自己破産、不貞、解雇・・・・いろいろな言葉が子どもを取り巻いていました。そして、周囲の教師が口にしていた「あのクラスがやりにくい」というまさにそのクラスこそが、「3家庭のうち1家庭が就学援助費を受ける」という状況でした。家庭の経済状況が子どもの状況を作っていることは間違いないと思います。あと、気づいたことは以前は「申請すればほぼ間違いなく受給」だったのが、今は「認定せず」の家庭が増えたこと。これも「自己責任」の風潮でしょうか。こういう背景を理解しての教育活動であってほしいし、そうしなければいけないと強く感じた次第です。「機会不平等」斉藤貴男さんが、このタイトルの本を出してからいったい何年経ったのでしょうか。そして、いったい何が変わったのでしょうか。
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Commented by ska37o at 2006-07-24 12:30 x
それぞれの家庭状況を背負って子どもたちは,学校へきているわけですね。子どもたちを理解するための「より深いかかわりをもとめて」人権同和教育がすすめてきたとりくみが,求められるわけですね。
by yksayyys | 2006-07-21 18:42 | 社会 | Comments(1)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


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