今日の朝刊から

 朝日新聞から(地方紙は相変わらず「県政かわら版」なので)

「体罰で鼓膜破る」
 またか、という感じ。でも体罰はなくなりませんよ。世の中には依然と「体罰容認論」が根強いし、いつか書いたように教育委員会が体罰を指導した後「気にしないでビシビシやって下さい。」と言うくらいですから。私が赴任した4つの学校すべてで「問題」はありました。問題になるということは、保護者から苦情があったという場合だけで、生徒が黙っているか親も黙認しているケースを含めればまさに氷山の一角なのです。初任校で野球の監督をしていた時、相手の監督はたびたびプレーを中断させて生徒にビンタを食らわせていた。バックネット裏には来賓がずらりといるのに・・・・これも以前書きましたが、体罰を食らって「愛」を感じたことはただの一度もありません。ある先輩は言いました。「体罰という言葉も使ってほしくない。ただの暴力なんだから。」同感である。
「鶴見和子さん死去」
 またまた戦後派知識人がひとりいなくなった。著書に詳しいわけではないが、写真ではいつもニコニコしていた。石牟礼道子さん曰く「人に元気を与える人」だそうです。理想だな!
「近経とマル経」
 「格差論」の先駆者の橘木俊昭さんが、現在の経済学の状況について論じている。日本で戦後、資本主義を突っ走りながらも「平等」を重視してきたのは帝国大学を中心にマルクス経済学がさかんであったからであるという論はもっともであると考える。また、付け加えるならば、GHQに大きな勢力を誇ったニューディーラーたちがケインズ流経済学派の人たちであったことも大きい。近経もリベラルな経済である。そして、今隆盛なのが竹中さんたちの「古典派経済学」。これが「格差」の助長・容認に大きな役割を果たしている。マル経、近経の良さをもう一度見直してみんなが幸せになる途を探ってほしいです。本当に・・・・

じゃあ、研修に出かけてきます。
[PR]
Commented by WB放送局 at 2006-08-05 22:59 x
 鶴見和子さん亡くなられたのですね。私は直接御本を読んだことはないのですが、鶴見俊輔さんの著作には度々登場しますね。
by yksayyys | 2006-08-02 07:48 | 社会 | Comments(1)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


by yksayyys
プロフィールを見る
画像一覧