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アマノジャクはこう考える

復帰の日

 21日の前の日は興奮してなかなか眠れませんでした。妻は「冗談でしょう」と言っていましたが、本当です。いつもより早く学校に到着しましたが、車を駐車場に置き、技能教科用校舎を2階に昇り、渡り廊下を教室用校舎に向かって歩いているとある異変に気づきました。それは校長室でした。渡り廊下の突き当たりは校長室なのですが、いつも閉まっているその部屋がポッカリ開いており、しかも今まで見えなかった校長の机がまっすぐコチラを向いており、そこに校長が座っていました。10秒くらいそういう状態で歩きました。幸い、視線がぶつかることはなく、挨拶はあとからしましたが、朝から緊張を強いられるスポットに変貌していました。同僚曰く「みんなあそこは通らなくなりましたよ。」とのこと。そのねらいが「監視」にあるかは定かではありませんが、職員はそう受け取っているようです。職員室に入って、押印し、黒板で今日の行事を確認したところ全校朝会の文字の横に職員紹介の文字。そして括弧書きで私の名前。「ああ、やっぱり挨拶があるんだ。」どうやら逃げられなかったようです。朝の職員朝会が始まり、連絡事項の最後に一人の女子職員が立ち上がり「私、明日結婚します!」とのたまう。職員一同「オーッ」何と唐突な!私にとっては名前も知らない後ろ向きだったので顔もわからない方でしたが、ともかくおめでとうございます。
 全校朝会のある体育館に向かうと、2年間教えた3年生が私に気づいてくれる。幸い、笑顔で迎えてくれる。精一杯の笑顔で応えていると後ろからドンと2人の生徒がぶつかってくる。一昨年私が担任をした男子生徒たちである。「先生、おかえりなさい!」・・・・・・・やっぱりうれしいですね。こういう瞬間って。「教師は99回嫌なことがあっても1回の何かで立ち直れる仕事。」が
私の持論なのですが、まさしくその瞬間でした。全校朝会はスムーズに始まりました。2学期が始まるともう少しガヤガヤしているでしょうし、教師の罵声も聞こえるのでしょうが、今日はそういうこともありませんでした。そして、全校朝会が始まり「職員紹介」!いつもは体育館の中はスリッパは脱ぐのですが、今日は靴下を履いてこなかったので「裸足はちょっと」とスリッパのまま壇上に上がりました。ステージから1000人ほどの人間の頭を見つめました。こういう時は「かぼちゃが並んでいる」と自分に言い聞かせることが多いのですが今日は「俺のオンステージ」とばかりにじっくりと見渡していました。なかなか壮観でした。ヒトラーや東条もこういう中で「自分に酔った」だろうと想像しました。しゃべることは昨日から考えてあったのでその通りにしゃべる。簡潔に、ウケをねらわない。

 昨年の12月から約7ヶ月間育児休業を取っておりました○○です。その間は、2歳の男の子のオムツを変えたり、病院に泊まり込んだり、あるいは炊事、洗濯、掃除という毎日を繰り返してきました。直接、仕事に関係ない毎日だったかも知れませんが、私にとってはとても勉強になる貴重な日々でした。これから1,2年生とは教科で、3年生とは選択でいっしょに勉強します。初任にかえったつもりで一生懸命頑張るつもりですのでよろしくお願いします。

 私にしては、普通の謙虚な挨拶でした。パラパラの拍手の中、気持ちよく壇上を降りました。もちろん、壇上に頭など下げません。誰か気づいてくれたかな。
 その後の日程は「実に長く感じました。」職員会議はシャンシャンと進みましたし、大半の職員は仕事よりも甲子園の決勝が気になってしかたがないようでした。
 午後は、数人の職員と情報交換に努めました。復帰後の私のテーマは「コミュニケーション」!です。力も威厳もない自分としては、言葉の「質」と「数」が勝負です。多くの人間と語らい、上質な言葉を紡いでいきたいと考えています。
 帰宅後、何となくうれしくて家族で外食しました。伊集院の最近オープンしたお店でしたが、「地鶏のたたき」が絶品でした。ビールも飲ませていただきました。

 本格復帰初日、疲れましたがなかなかいい1日でした。
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Commented by ska37o at 2006-08-23 11:23 x
 一日の緊張がほぐれたビールだったのでしょうね。
 組織の会にさっそくの出席ありがとうございました。
Commented by shin-pukupuku at 2006-08-23 21:50
職場復帰のあいさつご苦労様でした。壇上で話したこと,そして育児パパの姿は子どもたちにとってはとても教育的に意義深いことだと思います。育児パパが目の前にいて普通に話をしているーこれはすごいことだと今の時代では私は思うんですよね。歴史的に見たら,すごいことですよ。
by yksayyys | 2006-08-23 01:19 | 社会 | Comments(2)