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アマノジャクはこう考える

歴史分科会第1日目

 九民研の分科会は「歴史」に参加しました。「地理・政治経済・現代社会」でも良かったのですが、妻が世話人になっていたのと自分のレポートがいちおう歴史でしたので・・・・
 初日は参加者8人。熊本大学のナカタ研究室関係者が3人参加していました。ナカタさんがどのような方か存じませんが、影響力のある方なんだなということはよくわかりました。
 レポートの最初は佐賀のタナカさん。簡単に言うと、加藤公明さんの実践と網野善彦さんの学説を最大限に生かした「近世の授業プラン」でした。どこかの本の原稿かなと思うくらいよく整理されたわかりやすいレポートでした。質問では、私から「慶安の御触書はなかったという最近の説をどう授業に活かしていくか迷っているのですが?」とぶつけてみました。タナカさんも「存在しない御触書ですが、史料としては使える」とよくわからない言い方をしていましたので意地悪く突っ込んでみました。結論としては、周囲からあれこれ「雑音」が入って満足いく議論にはなりませんでしたが、藩と幕府の相対的位置や、幕府政策の「後追い」的性格などが理解できて良かったと思います。あと、福岡のサイトーさんという「おしゃべり」の方が「遠賀川の堀川」の実践を報告しました。小学校らしい丁寧な「たっぷり時間をとった」報告でした。江戸時代に行われた大規模公共事業の功罪について子ども達と考えていくというものでしたが、報告者の人脈が実践に厚みを持たせていました。3人目はナカタ研究室卒業生で現在熊本の小学校に勤めるミヤマルさんという新進の方の「荒尾の空襲」の実践でした。レポート自体はペラペラでしたが、付随して出てくる史料や実物が充実しており、実際は「深い」内容であることがわかりました。私は、報告者の真摯な姿勢と謙虚な態度に感銘を受けました。
 ただ、この分科会には大きな問題がありました。それは、参加者の1人の意見が長すぎることでした。2日間を通して、その一人の発言時間が討論の6割くらいを占めていたと思います。サイトーさんと合わせると8割を超えていたと思います。その一人は退職後15年という宮崎の方でしたが、意見というよりは「今の若者は知識がないから教えてやろう」という意図が感じられ、江戸時代からの「講座派歴史学の経済史」を滔々と述べた時間帯などイライラしてしようがありませんでした。「俺の大切な時間を奪うな」そういう気持ちでした。それに対して熊本のオカザキさんは80歳という年齢ながら、必要な時に必要な言葉を必要な時間語るという「見事な」参加態度でした。退職したらああなりたいものです。言い過ぎかな!
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Commented by ぷくぷく at 2006-12-29 08:18 x
 なつかしいメンバーですね。タナカさんやサイトウさん,オカザキさんなど,昔私も世話人でしたので,本当になつかしい感じがしました。みなさん相変わらず参加されているということを知って,来年は行こうかなあ。当然,レポートを準備して・・。ところで,メールを送ったのですが,届きません。アドレスを変えたのかな?
Commented by yksayyys at 2006-12-29 10:39
アドレスはそのままです。昨日、ちょっとトラブッたのでそのせいかと思います。今は大丈夫だと思います。
by yksayyys | 2006-12-28 19:10 | 社会 | Comments(2)