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アマノジャクはこう考える

2,11集会「徐勝(ソスン)さんの講演」

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 「2,11集会」に出かけてきました。反対派には2つの集会がありますが、今回は労働福祉会館の方に参加しました。理由は、講師が徐勝さんだったからです。会場は、約80名といったところでしょうか。若い人が少ないのが気になりました。ただ、徐勝さんの「国際人権比較」という専門性ゆえか前回は「あっち」の講師だった木村さんや平井さんをはじめ大学の研究者がたくさん参加しているのが見えました。教組は本部専従が数名。演題は「東アジアと日本」。内容は今ひとつ新味に欠けるものでした。新聞を読んでいればだいたいわかるものでした。ただ、その語り口調にはこの方の人生を感じました。徐さんは在日韓国人で、京都生まれの京都育ちです。東京教育大学に進学し、ソウル大学に留学時に韓国当局に「政治犯」として逮捕され、獄中に
19年つながれ、様々な拷問を受け「死刑判決」も下されたという「すさまじい」経歴を持つ人です。顔には今でもやけどの跡がはっきりと残っています。それだけの弾圧を受けながらも徐さんは金大中氏の「太陽政策」の推進を呼びかけます。今、金氏は腎臓透析を受けながら「命を賭けて」北との対話を呼びかけているとのことでした。徐さんも金氏もともに「政治犯として死刑判決を受けた身」としては共通の体験を持ちます。その闘士が「復讐」ではなく「和解」の言葉を口にすることには大きな意味があるように思います。ただ、当然といえば当然ですが、日本政府の「過去の行為への無責任さ」には強く憤っていました。徐さんは今、私の母校で「コリアン研究センター」の中心として活躍中とのことでした。
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by yksayyys | 2007-02-12 02:58 | 社会 | Comments(0)