再読 やっぱり面白かった「横目で見た郷土史」

フィールドワークの資料作成のために久しぶりに片岡吾庵堂著「横目で見た郷土史」高城書房1996年を読みました。やっぱり郷土史の本ではこれが最高に面白いですね。刊行直後も話題になりましたが、西郷にしても島津にしても、いかに「作られた逸話」が多いかがわかりますし、いわゆる「常識」と思われているものがいかに怪しいかがわかります。以下、「西郷関係」で気がついたことを
(1)西郷は明治政府で今のお金で月給で1500万円から2000万円の給料をもらっていた。これは、陸軍大将、参議、近衛都督がそれぞれ500万円いじょうの月給だったからである。ちなみに鹿児島に帰ってからも月600万円くらいの給料を大久保の計らいでもらっていたという。決して「清貧」というわけではない。
(2)原口泉さんのお父さんの原口虎雄さんは西郷が好きではなかった。「ああいう人を神格化するとまた戦争への道を歩むことになる」と「西郷神格化」を批判している。息子は違うような・・
(3)司馬遼太郎も西郷を評価していない。西郷の人気は西南戦争以降で、賊軍となってからだという。つまり「世直しへの期待」を背負ったからだということ。それまでは、せいぜい「唯一の陸軍大将」として知られていたくらいとか・・
(4)教訓好きな西郷は「玉砕」という言葉を好んで使ったという。その思想はそのまま陸軍に引き継がれ「特攻」につながったのではないかと言われている。
(5)韓国では西郷は「3大悪玉」だとか・・・

あと、諸々・・・・・・・・結構スカッとします。
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Commented by yoitiy2 at 2007-02-15 22:41
たった今西郷南州翁像について書いてしまったのにこのブログを観て恥ずかしくなりました。歴史を語れないと,美術についても語ることはできないんですね。トホホ。
Commented by yksayyys at 2007-02-16 01:57
あくまで私はアマノジャクですからこういう見方になってしまいます。あまり気にしないでくださいね。
by yksayyys | 2007-02-15 22:18 | 社会 | Comments(2)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


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