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アマノジャクはこう考える

松下竜一の思い出

 今朝の朝日新聞土曜版に松下竜一さん夫婦のことが載っていた。私は、この人から何度か手紙をもらいました。教師になりたての年、私は授業の中で原子力発電所に関する授業をしたところ、「偏向教育」だと大騒ぎとなり、使った記事のもとである朝日新聞をはじめ各紙にそのことが書かれたことがあります。その時、この松下さんからハガキが届きました。「粋人」を思わせる文字で、「連帯」の言葉が書かれてありました。私はその人のことを知りませんでした。その後、「草の根通信」というミニコミ誌が送られてくるようになり、「なんかすごい人なんだろうな」と思っていました。そして、その頃プクプクさんのつれあいさん(まだ結婚されていませんでした)から紹介されて購入した「ルイズ その貰いし名は」(講談社文庫)の著者がこの松下竜一であることを知りました。その後は、この人が環境を訴える市民運動家であり、日常を描く「豆腐屋の四季」を書いた作家でもあることを知りました。ひとつ惜しいことをしたと思うのが、私が松下さんに御礼の返事を書かなかったことです。あの「原発」事件の時に100通ほどの激励の手紙が届きましたが、私は早くに「こりゃ返事は無理だ」とほとんどの人に「不義理」を働いてしまいました。「不義理」は私の大きな欠点のひとつですが、かえすがえすも残念です。
 でも、今朝の新聞に出ていた松下さん、やっぱりいい人ですね。「砦に拠る」と「豆腐屋の四季」が同居している人間像に共感を覚えます。あ、そうそう恋愛観にも・・・・
 余談ですが、あの「事件」の時、学校の電話は鳴りっぱなしで郵便物はごったがえすで大変だったようです。校長はお手上げ状態でした。が、この数日後に「日の丸・君が代」問題で再度私を攻撃してきたときは、「権力」というモノの恐ろしさ、執念深さを肌で感じました。23歳の若者を奮い立たせるには十分な体験でした。・・・ああ、でも松下さんみたいに生きたいな!!彼も地域では「変わり者」と言われていたそうです。私もずっと前から・・・・
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by yksayyys | 2007-09-22 08:56 | 社会 | Comments(0)