熊井啓という人

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昨夜のNHK教育で放映された熊井啓のドキュメント番組をみました。「最後の社会派映画監督」と言われた熊井には以前から興味があったので楽しみにしていました。期待を裏切らない番組、というよりは「人物」でしたね。ああいう生き方には憧れます。帝銀事件、安保、下山事件、差別、戦争、冤罪そういうものを正面から取り上げて脚本を書きメガホンをとり続けたことに心から敬意を表したいと思います。最近では「海と毒薬」が有名ですが、私にとっては何といっても「サンダカン八番娼館 望郷」が良かったです。田中絹代の演技が高く評価されましたが、映画そのものもとても良かったと思います。熊井の妻によれば文字通りの「無頼派」だったようですが、仕事にかけた情熱は並々ならぬものがあったようです。栗原小巻や渡辺謙らが彼を慕ったのも熊井の人柄だったんだろうと思います。私としては熊井を「最後」にするのではなく「社会派」映画監督が次々に出てきて欲しいのですが・・・・・
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by yksayyys | 2007-12-24 09:27 | 社会 | Comments(0)