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アマノジャクはこう考える

西郷神話

 今、西郷隆盛に関する本を集めて読んでいます。別にファンではありません。ただ「どうしてこうまで好かれるのか」は知りたい気はしますし、アマノジャクとしてはその西郷熱に「冷や水をかけてみたい」という気もあります。しかし、西郷ファンは本当に多いですね。古くは勝海舟、福沢諭吉、内村鑑三に中江兆民、あと帝国軍人は陸軍を中心にほとんど。思想的には右翼が多いですが、井上清や奈良本辰也なども西郷好きです。最近では佐高信が「西郷隆盛伝説」を書きました。佐高は「プラスもマイナスも大きい」人物と評し、公平さを意識しているように書いていますが、読んでいれば佐高も「西郷ファン」であることは間違いありません。鹿児島に至っては「嫌いな人」を探すのが大変です。奄美には結構いますけどね。ただ、その「プラスとマイナス」は一度検証してみる必要があると思っています。それは西郷個人としてではなく「西郷の言葉にふりまわされた近代日本」という意味で大切なように思えます。この点に注目した人物としては「横目で見る郷土史」(高城書房)の著者片岡吾庵堂がいますが、今をときめく原口泉の御尊父である原口虎雄も「西郷神格化は危険」と言っていたそうです。「鹿児島で西郷の悪口は言えない」は言い古された言葉ですが、何事にもバランスは大切ですので、しばらくその「マイナス」の検証作業を進めていこうと思います。何か情報があれば下さい。
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by yksayyys | 2008-02-14 21:37 | 社会 | Comments(0)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・
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