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アマノジャクはこう考える

「新あつい壁」を観て

 今日は、午前中県立図書館で「伊藤知事の遣韓論発言」「中国のハンセン病入国拒否」記事を探し、西郷本を読んだ後昼食を摂り、午後から黎明館で「新あつい壁」を観ました。鑑賞協力券は「期限切れ」で妻が捨ててしまったため当日券で観る予定でしたが、幸い受付に「知り合い」ばかり並んでいたせいか、「協力券を買ったこと」が証明されてそのまま観ることができました。残念ながら観客は20人から30人ほどだったように思います。ちょっと寂しいでしたね。内容は、前作が「黒髪小学校事件」で今回作品は「F事件」でした。F事件については予備知識は十分にありました。だって私修士論文は「ハンセン病問題」ですから、知らなければUm先生に大目玉を喰らいます。映画は、前作からするとかなり「見やすく」なったと思います。前作はちょっと「暗すぎた」と思います。もちろん、「明るく」などできないテーマなのですが、最初から結末まで「救われない」感じだった前作に比べて、今回は「展望」を感じさせる内容でした。もちろん、眠たくなることなどありませんでした。「フィクション」となってはいますが、きわめてドキュメントに近い作品だったと思います。私、来週授業をします。公民授業の中で「ハンセン病問題」を扱うのは初めてです。今回の授業の特色は「憲法学習と絡める」ことと「小笠原博士を中心にこの問題と闘った人たちをとりあげる」こと、そして「メディアのありかたを考える」ことです。前回の3年前が「歴史的視点」を特色にしていたことを考えると、今回はかなり「同時代的視点」を取り入れたことになります。「判決文内容を正しく伝える」ことに始まったこの授業、まだまだ課題が多く、私の仕事は十分に残されているようです。Ska37oさん、スタッフご苦労様でした。
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Commented by ska37o at 2008-07-15 11:26
翌日は,午後からでしたが谷山へも行ってましたよ
制作協力券を買った人(それだけの意識のある人)には,是非見ていただきたいですし,それなりの方にも見ていただきたい作品なのですけどね。
Commented by rittennheim at 2009-05-24 03:09 x
黒髪小事件、昭和28年。でも隔離政策って必要でしたよ。
患者の数を減らす為に。療養所って言われる所で生まれた
子供、新生児からこの病気だった人もありました。母親の臍帯
を通じて感染。それに8歳以下の子供は感染しやすいのは事実
でした。この病気の子供を持つと、その感染の危険性から病人
を増やす事になります。療養所生まれで、この病気に親から感染
して両足切断の女性のインタビューを読んだ事がありました。
~昭和30年以降になると、患者は症状が軽快すると国立の
 療養所を出ようとすれば出られましたよ。新たに発見された
 この病気の人ももう施設に入所せずとも良かったんです。
 (予防法がなくなったのは96年でしたが。尊属規定みたいな
 もので、実際はそうでした)大体、大正時代で推定10万人は
 下らなかった患者、何故あんなに多かったかというと、それは
 感染していたからです。道端や寺、貧民窟によくこの患者は
 いましたからね。療養所を逃げ出した親が家に戻ってきて子供
 達に感染、その親は精神病迄発症して国立療養所に逆戻り
 っていう例も読んだ事があります。
by yksayyys | 2008-07-12 19:32 | 社会 | Comments(2)