歴教協県大会をふりかえる

 今年の県大会ほど忙しい大会はありませんでした。いつもは分科会報告はありましたが、あとは「お客様気分」で会場準備でも手伝おうものなら「ありがとうございました」と感謝されるくらいでしたが、今年は正真正銘の「主催者」であるうえに「分科会報告」「特別報告」「フィールドワーク」と3つの仕事があり、どれもこれも私にとっては大役でしたのでかなりのエネルギーを使いました。まず「分科会報告」ですが、これはレポートの量に較べれば最も楽な仕事でした。授業実践は終了してますし、すでにデータの蓄積はあり、しかも九民研、全国教研、「歴史地理教育」と3回も報告していましたのでそれほど苦にはなりませんでした。ただ、ska37oさんの「印刷・製本」の協力がなければこれほどスムーズにはいかなかったと思います。感謝、感謝!次の「特別報告」は、「鹿児島歴史教育者協議会」としての報告ですので、「団体の総意」として受け取れるように内容に工夫したつもりです。ただ、相当に「個人的見解」が含まれていたのは事実だと思います。タイトルは「篤姫ブームを考える」でしたので、「ドラマ篤姫の史実の検討」を期待していたプクプクさんには物足りない内容だったかも知れませんが、もともと「鹿児島の歴史認識」という内容にするつもりでしたので、「篤姫をきっかけに最近の県内の歴史認識の状況を西郷、特攻などを切り口に報告する」という私のもともとの趣旨は貫徹できたのではないかと思います。この報告の根っこにあったのは、昨年末に東京本社に帰られたA新聞のO記者から聞いた「鹿児島ってほんと一種独特の土地ですよねえ」というセリフでした。他県の者から見たそういう「違和感」を私たち県民がどれだけ受容できているのか。それが動機だったと思います。ただ、報告後の質疑応答ではトンチンカンな返答をしてしまい後悔しています。私、基本的にアドリブがきかないんです。準備された報告はは「完璧」にこなす自信があるのですが・・・・・
 最後のフィールドワークは前述のブログの通りです。「歴教協のフィールドワークとしては!」という意見はあると思いますが、「知識をどういう認識につなげるか」はその人次第だと思っていますので、あのフィールドワークは「西郷・大久保だけでない鹿児島の明治維新」というこれまでにない内容・知識を身につけたという意味で成功だったのではないかと思っています。
 とにかく県大会は終わったのですが、明日は「かごしまの戦跡ガイド」編集会議です。そう鹿児島歴史教育者協議会創立50年記念企画が残されています。まだまだ仕事は続きます。
 会長からあった「次期事務局長を」の返事はまだしていません。誰かやりませんか!
[PR]
Commented by 麦芽コーヒー好き at 2008-07-26 09:19 x
 素敵な県大会での報告でしたよ。たしかに篤姫ブームを期待していた人には,「あれ?」と思うものだったとは思いましたが,鹿児島県の歴史認識を考えるというのが大事なテーマだったと思います。フィールドワークでは松尾さんが語った鹿児島文化の先進性はとても大事な視点だと思いました。郷土愛につながってしまう部分かもしれませんが,中央志向が強く,変に中央コンプレックスを持っている県民性を考えるとすばらしい視点だと私は思いましたね。
Commented by yksayyys at 2008-07-26 09:50
「南に向かって開かれている鹿児島」これがこれからの「鹿児島の歴史」を考えるキーワードではないかと思っています。伝えたい意図が理解してもらえてとても嬉しいです。
by yksayyys | 2008-07-25 14:40 | 社会 | Comments(2)