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アマノジャクはこう考える

滋賀報告(2)学会シンポジウム

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 1日目の午後からシンポジウムに参加しました。いつもだったら、「午後はフィールドワーク」なのですが、今年はそうはいきませんでした。理由は鹿児島のSさんがシンポジウムに出るからです。ともに鹿児島で頑張ってきた同志として見守りたいと思ったからです。Sさんは現地実行委員長のKさんから直接頼まれたようです。この2人、歴教協の「学力と教育課程」の世話人どうしなんですよね。ただ、Sさんはたしか学会発表はしたことはないはずですので、社会科学会への「鮮烈なデビュー」となったことは間違いありません。というか資質・能力・実績は十分すぎる人ですので「遅すぎた」のかもしれません。報告はさすがでしたね。他のシンポジストは皆さん大学の研究者ですので「世界史研究から」「教育方法から」「社会科教育史から」というそれぞれの視点からの理論的提起でしたが、Sさんは緻密な授業実践の紹介をパワーポイントにて行いました。それも「実践の方法・問題意識の変遷」を意識しながらの報告でした。「これだけやりました」ではなく「これだけ進化(深化)してきました」というものでしたので研究史的意義もあったと思います。おそらくKさんはSさんを全国の研究者に披露したかったのだと思います。私は、個人的にはSさんは今すぐにでも大学で「実践できる研究者」になってほしいと思っています。本人は「現場がいい」と言うかもしれませんが、年齢的に今が一番いい時期じゃないかと思います。2日間ともSさんとは会って話すことができました。準備はいろいろ大変だったようですが、いつもの笑顔でした。こういう人の近くで「知り合い」として過ごせることを幸せだと思います。
 あと、シンポジウムで印象に残ったのはシンポジストの清水先生の「語り」でした。写真の右側の仙人みたいな人です。正直言ってシンポジウムの主役はこの人でした。最初はボヤキが多く「なんやこのおっさん。」と思いました。途中でも何度も「話の腰を折る」ような冗談を交えておいて、最後はシンポジウムの趣旨を十分活かしたような過去の実践紹介をされて締めくくりました。清水さんがマイクを持つと必ず会場が笑いに包まれていましたが、私は清水さんの手のひらでこのシンポジウムは行われたように感じました。が、やはりこの人を引っ張り込んだ実行委員長Kさんの「戦略」を思わずにはいられませんでした。「何が残ったか」は微妙ですが、いいシンポジウムでした。
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by yksayyys | 2008-10-13 10:50 | 社会 | Comments(0)