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アマノジャクはこう考える

盛り上がりはしたけれど!原口講演

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 本日は「幕末維新講座4」に参加してきました。講師は原口泉さん。「翔ぶが如く」「琉球の旋風」「篤姫」の3つの大河ドラマの時代考証を担当した鹿児島では超有名人の歴史家です。いやあ、「講演なれ」しているようで確かに「話上手」でした。いわゆる「物知り」で、授業のネタになる話もありました。例えば、戊辰戦争で使用した薩摩藩のライフル銃!あれはアメリカの南北戦争で使用した銃が内戦終結で上海に流れ、それを薩摩藩が買い付けたのだそうです。様式が統一していたために組織的な戦闘に有効だったとか。世界史とのつながりが感じられる話ですよね。あと、江戸時代の情報収集について。幕府が長崎で商人相手に書いた風説書よりも、薩摩が琉球政府から聞いた情報の方がはるかに精度が高かったこと。なるほど勉強にはなりました。が、私はトイレ休憩で帰りました。あの時間に帰ったのは200人を超える聴衆で私だけだったと思います。講演自体は盛り上がっていました。笑いに包まれてみなさん喜んでいました。が、私には面白くありませんでした。おそらく原口さんは、会場を見回して「この人達にはこの話」と決めて話したのだろうと思います。特に「篤姫」視聴者には楽しい話しだったと思います。また、鹿児島県民の95%にとって「自尊心」がくすぐられる話だったと思います。それでいて「民主主義にとっては問題があるかもしれませんが」とバランスを取るところなど「敵を作らない」話だったと思います。私にとっては、そういう「歴史をPHP風に道徳的に語る」原口さんの話は「つまらなく」感じました。前回の安藤さんは「郷中教育は薩摩の偉人を育てたわけではない」というシンプルなテーマを愚直なまでに実証しました。安藤さんの反骨心と泥臭さに好感を持ちました。それに比べて原口さんは「目配りの効いたサラブレッドの秀才」の話でした。アマノジャクの私には退屈でした。「あなたの本音はどうなの?」そう思いました。西郷の「神話化」については疑問を持っていると聞いてはいますが、講演では「偉人礼賛」で通したといえます。
 ただ、しょうがないといえばしょうがないですね。鹿児島県が主催しているわけですから・・・
 私は、話を聞きながら「俺は綾小路きみまろのショーに来ているじいちゃんばあちゃんと一緒じゃないか」と思いました。そう思うといてもたってもいられず駐車場に向かいました。そして、近くの温泉に入りました。でも、温泉に入っているのもじいちゃんばかりでした。
 次回は松尾さんです。フィールドワークではずいぶんお世話になりました。聴衆に媚びない骨太な話を期待しています。
 
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Commented by かつおくん at 2008-12-14 13:10 x
行きました。前半は眠くなって寝てしまいました・・・。後半の後半にようよやく配布されたプリントにそって殖産興業について説明がはじまりました。これはおもしろかったと思います。しかし,もう少し歴史の話が聞きたかったと思いました。
Commented by アマノジャク at 2008-12-14 14:32 x
失礼!いましたか!私、根気がなくて退散しました。今度いろいろ教えて下さい。来週は頑張ります。
by yksayyys | 2008-12-13 19:21 | 社会 | Comments(2)