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アマノジャクはこう考える

2017年 08月 15日 ( 3 )

Nスペ「知られざる地上戦」を見る

 8月は戦争に関わるテレビ番組、新聞記事が増える。私が新聞記者の取材を受けたのもこの時期だからである。7月終わりに「論文を書かないか」と言われ書いているテーマは戦後補償問題である。生涯の研究テーマにしようと思っている。構想を立て始めてから「1ヶ月は戦争の事だけ考えよう」と思って過ごしてきた。そうしたら、北朝鮮とアメリカがキナ臭くなってきて世の中全体が「戦争」を同時代的に意識する状況となっている。そして、この番組を見た。樺太問題には思い出がある。島で総合学習を企画・運営した際、私のコースにいた生徒が祖母の戦争体験記をまとめようとした。その祖母は樺太からの引き揚げ体験者であった。その聴き取りに同行させてもらったが、「8月15日以降の悲劇」に唖然とした覚えがあった。この番組はその様子を克明に事実に基づいて紹介していた。8月15日が過ぎて北海道の軍方面司令官は樺太の師団司令部に「南樺太を死守せよ」という命令を出したのである。その理由は、ソ連が「北海道を占領しようとしている」というものであった。その理由は嘘ではなかったが、「樺太は北海道のために犠牲となり、樺太の住民は師団司令部のために犠牲になった」ことに変わりはなかった。守る術も兵もないのに「死守せよ」と命令し、結果として住民は見捨てられたのである。停戦までの7日間には「義勇兵」や「集団自決」という状況が起きた。そう、沖縄戦の状況が南樺太で起きたのである。8月15日が過ぎてから・・・・あらためて、「本土決戦が何を守るためのもの」であったかがわかったような気がする。先に紹介した西村京太郎の著書の中で「陸軍幼年学校時代に、軍は国民を守るという話は聞いたことがない」とあった。逆に、孫子の兵法を引き「市民(住民)に同情すると戦争に勝てない」と教わったとあった。「やっぱりな」と思う。
 NHK頑張ってるな!そう思った。私も頑張らねば!!

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by yksayyys | 2017-08-15 15:53 | 社会 | Comments(0)

西村京太郎「15歳の戦争 陸軍幼年学校最後の生徒」(集英社新書)を読む

 論文書きにいちおうの目途がついたので、先日購入したこの本を読んでいます。トラベルミステリーで有名な著者がはじめて自身の戦争体験・戦後体験について書いています。小説家だけに文章が上手いし、視点が面白いですね。陸軍幼年学校での生活など微に入り細に入り、生徒でしかわからない話がいっぱい詰まっていました。このように、これまで語ってこなかった人たちが今戦争を語り出したのは、やはり今が戦争の危機にあるからだと思います。内に安倍政権、外に北朝鮮、トランプ大統領と戦争の危機につながる要素がこれほどある時代は戦後なかったはずです。それゆえの「叫び」なのではないでしょうか。それを、声高でなく「事実を淡々と、ユーモアたっぷりに描く」ところにこの本の面白さ・意義がある。ちょっと、ゆっくりとしたい、でもまじめに今を考えたい、そんな時にオススメの本です。
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by yksayyys | 2017-08-15 13:19 | 読書 | Comments(0)

新聞記事のおかげ!?

 昨日、「新聞記事の扱いが小さい」と愚痴った私ですが、昨夜そのおかげで良いことがありました。かつての知り合いから連絡があったのです。まず最初に、25年前の教え子からショートメールが来ました。今、小学校の教員をしています。来週2人目の子どもが生まれるということでした。記事を読んだ感想は「難しいですね」でした。このセリフ「そうは思いませんよ」という時に使う言葉です。でも、すぐに連絡してくれて嬉しかったです。次に電話がありました。28年前の同僚です。その年に退職をされています。今年、87歳になるということでした。同じ組合仲間でした。「貝殻博士」として有名で、夏休みはあちこちの「貝の名付け会」に呼ばれて忙しい方です。今は、体力がないということで地元の「名付け会」しか行かないということでした。電話では「平和教育で頑張ってくれている事が嬉しい。」と言ってくれました。この方も今希望してあちこちで「戦争体験」の話をしているとのことでした。「戦争がまた始まりそうで心配でたまらない。」と言っていました。さすがに声は60代の頃の溌剌さはありませんでしたが、その気概は十分に伝わりました。
 さすが、新聞の威力はすごいですね!

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by yksayyys | 2017-08-15 09:28 | 社会 | Comments(0)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・