昨日、病院の帰りに列車の待ち時間を利用して駅ビルの書店に顔を出しました。度の入っていないゴーグルをかけていてはほとんど背表紙を確認する程度でした。ただ、郷土コーナーに行って驚きました。来年の大河ドラマを見込んだ西郷隆盛関連の本が相次いで出版されていました。最近刊では家近良樹さんがミネルヴァ書房から分厚い西郷本を出していました。ただ、最近多くの西郷本を読んだ感想として生意気な事を言わせてもらえば「別に新しい事が書かれているわけではない」ようです。どうやら史実はほぼ出尽くしているようで、タイトルだけは刺激的ですが、中身はどれも似たようなものだと思います。評伝ですからどうしてもそうなるんでしょうね。直虎だって真田だって、いっぱい本が出ていましたが、なるほど視聴率は別にして、「大河ドラマ」関連本はまだまだ需要があるということでしょうね。フムフム・・・・・
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by yksayyys | 2017-08-20 15:19 | 社会 | Comments(0)

 ひとつのテーマに向かった読書・文献購読を続けているとさすがに疲れるものです。ということで、気分転換に3年前に買ったこの雑誌を読みました。ただ、気分転換という程気楽に読めるものではありません。思想雑誌ですので、哲学・倫理関係の執筆者が多くなかなか頭を使います。出だしの二人、長谷川宏、最首悟は有名ですね。どちらも学園紛争時代に東大にいて丸山とは対峙した側の人物です。だから、文章に「トゲ」があって面白いですね。次は、杉田敦のインタビュー。丸山の流れを組む政治学者だろうと思います。次が川本隆史と苅部直の対談。ロールズの専門家と丸山の評伝を岩波新書で書いた両人による対談です。「正義」を真ん中においた議論でした。第二章は丸山の「本店」と言われる日本政治思想史に関するいわゆる論考が並びます。「ナショナリズム論」「儒教論」「天皇論」と続きました。私が、丸山を好きな理由は、研究対象との距離、その思惟方法だろうと思います。本人は相当な「おしゃべり」と聞いていますが、研究スタイルはきっと違うのだろうと思います。あと、この人のお弟子さんたちが好きですね。藤田省三、松下圭一、神島二郎、石田雄・・・師匠との「ズレ」がとても興味深いです。「えらい研究者はえらい弟子を生む」そういう事だろうと思います。いろいろ師弟の葛藤はあったようですけど。研究者の世界というのはそういうもののようですが・・・
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by yksayyys | 2017-08-20 12:18 | 読書 | Comments(0)

論文の出来

 昨夜、Um先生から先日書き上げた論文に対するコメントがメールで送られてきました。紀要論文の方は、いくつか註を加えることでOKが出ました。本文はそのままで良いということでホッとしています。あと、昨年ボツになった学会論文も見てもらいました。「再提出できるかどうか」ということです。Um先生は「内容には問題ない。」ということでした。ただ、提出する学会については検討してからということでした。とりあえず、安堵しています。Um先生には「(手術があるので)20日からは修正作業に入ることができます。」と伝えてありました。きっと、その日付を待つかのように昨夜メールを送ってくれたのでしょう。大変ありがたいことです。Um先生曰く「戦後補償問題を続けましょう」!望むところです。本の原稿と同時進行で次の論文にとりかかりたいと思います。素材はもう決まっています。
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by yksayyys | 2017-08-20 12:00 | 社会 | Comments(0)